特許
J-GLOBAL ID:200903099020507189

移動体識別装置の応答器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-191056
公開番号(公開出願番号):特開平8-036053
出願日: 1994年07月20日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】搬送波受動/動型の両システムで共用できる応答器の構成の簡単化【構成】質問信号S1の包絡線検波の復調信号S4がHレベル固定なら無変調搬送波S2の受信。応答信号S5に基づいてTr2,Tr3を交互にオンオフ制御。ダイオード23は逆バイアス、順バイアスと状態を交互に反転。前者の時、無変調搬送波S2はダイオード23の入力端子aで反射。後者の時、波S2は発振器25の入力端子bで反射。伝送路24の実効線路長はλ/4。反射点aで反射された波と反射点bで反射された波の位相差はπ。この結果、応答信号S5によって受信した無変調搬送波は位相変調(PSK) される。一方、復調信号S4がLレベル固定なら無変調搬送波の送信がない。Tr1はオン状態、発振器25から搬送波が送出。以下、上記と同様に応答信号S5に応じて、ダイオード23を逆バイアス又は順バイアスする。振幅変調(ASK) された応答信号S3が放射。
請求項(抜粋):
移動体に配設され、地上局である質問器から受信した質問信号に応答して、前記質問器から受信した無変調搬送波である第1搬送波又は自ら生成した送信搬送波である第2搬送波を変調して応答信号として前記質問器に送信する応答器において、質問信号、又は質問信号と前記第1搬送波とを受信し、前記応答信号を送信するためのアンテナと、前記第2搬送波を生成する発振器と、前記アンテナと前記発振器との間に配設され、2値の変調信号に応じて通過状態と非通過状態とを切り換える変調器と、前記発振器の入力インピーダンスを線路インピーダンスと無限大との間で切り換える切換手段と、前記変調器が非通過状態の時の前記第1搬送波の反射点から前記変調信号が通過状態で且つ前記発振器の入力インピーダンスが無限大の時の前記第1搬送波の反射点までの実効線路長を第1搬送波の線路波長λに対して(2n-1)λ/4(nは整数)とする位相推移手段と、を有し、前記質問器が前記第1搬送波を送信する方式の場合には、前記発振器の入力インピーダンスを無限大とし、前記変調器の通過状態と非通過状態に応じて切り換わる反射点の移動により受信された前記第1搬送波を位相変調して送信し、前記質問器が前記第1搬送波を送信しない方式の場合には、前記発振器の入力インピーダンスを線路インピーダンスにすると共に発振器から出力される前記第2搬送波を2値の変調信号に応じて前記変調器を通過状態と非通過状態とに切り換えることで、前記第2搬送波を振幅変調して送信することを特徴とする移動体識別装置の応答器。
IPC (2件):
G01S 13/78 ,  G07B 15/00 510
引用特許:
審査官引用 (3件)

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