特許
J-GLOBAL ID:200903099030349492

ツリー型マルチホップ無線ネットワークの送信電力設定方法及び送信電力設定プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-319147
公開番号(公開出願番号):特開2003-124876
出願日: 2001年10月17日
公開日(公表日): 2003年04月25日
要約:
【要約】【課題】 本発明は各局の送信電力を最小化しネットワーク全体の通信容量を改善することが可能なツリー型マルチホップ無線ネットワークの送信電力設定方法を提供することを目的とする。【解決手段】 各無線リンクについて各局の送信電力の初期値を決定する第1の手順と、各局の送信電力に基づいて各無線リンクのCI比を求める第2の手順と、各無線リンクについて上位無線リンクの最小CI比を目標CI比として求める第3の手順と、目標CI比に応じて当無線リンクの送信電力を変更する場合のIC比変化量の全無線リンクに関する総和をIC比総変化量として求める第4の手順と、IC比総変化量により制御対象リンクを選出する第5の手順と、制御対象リンクの目標CI比によりその送信電力を変更する第6の手順とを実行する方法。
請求項(抜粋):
無線基地局と複数の無線端末局とで構成され、少なくとも一部分の無線端末局が受信した信号を他の無線端末局もしくは無線基地局に送信する無線中継機能を有し、無線基地局と直接無線通信できない無線端末局が他の少なくとも1つの無線端末局の無線中継機能を利用して無線基地局との間で無線通信を行う通信システムにおいて各無線端末局及び/又は無線基地局の送信電力を決定するためのツリー型マルチホップ無線ネットワークの送信電力設定方法であって、無線回線により対向する2つの無線端末局の間又は無線端末局と無線基地局との間を直接接続する各無線リンクについて、無線端末局又は無線基地局の送信電力の初期値を決定する第1の手順と、各無線端末局及び無線基地局の送信電力に基づいて、前記各無線リンクの無線端末局又は無線基地局における希望波と干渉波との受信電力比を表すCI比を求める第2の手順と、各無線リンクについて、当該無線リンクが属する通信経路上で当該無線リンクよりも無線基地局に近い他の各無線リンクを上位無線リンクとし、各上位無線リンクの中で、最小のCI比を当該無線リンクの目標CI比として求める第3の手順と、無線端末局と無線基地局とを直接接続する最上位無線リンクを除く各無線リンクについて、当該無線リンクのCI比が目標CI比よりも大きい場合に、前記目標CI比に応じて当該無線リンクを形成する無線端末局の送信電力を変更することを仮定し、当該送信電力の変更に伴って各無線リンクにおける干渉波と希望波との受信電力比の変化を表すIC比変化量の全無線リンクに関する総和をIC比総変化量として求める第4の手順と、各無線リンクの前記IC比総変化量に基づいて1つの無線リンクを制御対象リンクとして選出する第5の手順と、前記制御対象リンクの目標CI比に応じて当該無線リンクを形成する無線端末局の送信電力を変更する第6の手順とを実行すること特徴とするツリー型マルチホップ無線ネットワークの送信電力設定方法。
Fターム (10件):
5K067AA03 ,  5K067DD44 ,  5K067EE02 ,  5K067EE06 ,  5K067EE10 ,  5K067EE25 ,  5K067GG08 ,  5K067HH21 ,  5K067HH22 ,  5K067KK02

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