特許
J-GLOBAL ID:200903099044728887

路面状態演算装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-171790
公開番号(公開出願番号):特開平11-020649
出願日: 1997年06月27日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】 正確に路面状態を演算し、より安定した車両制御を可能とする。【解決手段】 車速と制動力と微小ゲインとの関係を示すテーブルを路面状態毎に各々有しかつ入力された車体速度及び制動力の検出値を該テーブルに基づいて微小ゲインに変換する変換部12,14、16を備える。また、各変換部により変換された路面状態毎の微小ゲインと、入力された微小ゲインの検出値との差分を各々算出する差分器18、20、22と、差分器の算出値の中から最小値を選択し、最小値を与えた変換部に対応する路面状態の情報を出力する最小値選択部24と、を備える。変換部が備えるテーブルは、路面μ特性を表すものなので、車速と制動力と微小ゲインの検出値の相互関係と、テーブルに示された相互関係とを比較することにより、正確に路面状態を演算できる。さらに、この路面状態により車輪の限界値が明らかとなるので、より安定した車両制御が可能となる。
請求項(抜粋):
車輪と路面との間の摩擦係数μのスリップ速度に対する特性を表す複数の車輪挙動量の間の相互関係を路面状態毎に備えた路面状態演算装置であって、前記相互関係が示される車輪挙動量のうちの1つが、スリップ速度に対する摩擦係数μの勾配又は該勾配に関連した物理量であると共に、入力された複数の車輪挙動量の検出値の少なくともいずれかを前記路面状態毎の相互関係によりそれぞれ変換することにより得られた路面状態毎の車輪挙動量の変換値と、該車輪挙動量と同一量の検出値との比較に基づいて、路面状態を演算出力する路面演算手段、を有することを特徴とする路面状態演算装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-224447
  • 路面摩擦係数推定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-259697   出願人:日本電装株式会社
  • 摩擦状態検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-138307   出願人:株式会社豊田中央研究所

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