特許
J-GLOBAL ID:200903099047275913

固定式等速ジョイント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-339345
公開番号(公開出願番号):特開平9-177814
出願日: 1995年12月26日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 8つのボールが組込まれた等速ジョイントのケージの強度および耐久性の向上を図る。【解決手段】 外輪10の球形内面11に形成された8つのトラック溝12と内輪20の球形外面21に設けられた8つのトラック溝22間にボール30を組込む。外輪10と内輪20間に組込まれたケージ40にボール30を収容するポケット42を形成する。ポケットは、周方向長さが異なる第1ポケット42と第2ポケット43の2種類とし、その2種類のポケット42、43をケージ40の周方向に交互に配置する。第1ポケット42の周方向長さは等速ジョイントが作動角を最大とするトルク伝達時のボールの周方向の移動量を基準に決定してボール30が干渉しない程度の長さとする。一方、第2ポケット43の周方向長さは第1ポケット42に対するボール組込み時のボール30の移動量を基準に決定してそのボール30が干渉しない長さとする。
請求項(抜粋):
外輪の球形内面と内輪の球形外面とにそれぞれ8つ以上の偶数の曲線状トラック溝を等配に設け、外輪トラック溝と内輪トラック溝間にボールを組込み、上記外輪と内輪間に組込まれたケージに上記ボールが収容される8つ以上の偶数のポケットを設けた固定式等速ジョイントにおいて、前記8つ以上の偶数のポケットを周方向長さが異なる第1ポケットと第2ポケットの2種類とし、長さの短い第1ポケットは90°又は180°の間隔をおいた配置とし、その第1ポケットの周方向長さは、ジョイントが最大に角度をとってトルクを伝達するトルク伝達時にボールが干渉しない程度の長さとし、長さの長い第2ポケットの周方向長さは、外輪と内輪とを相対的に傾けて外輪の開口端から外部に第1ポケットを臨ませるボール組込み時にボールが干渉しない長さとしたことを特徴とする固定式等速ジョイント。
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る