特許
J-GLOBAL ID:200903099048521098

送受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 天城国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-265240
公開番号(公開出願番号):特開2007-081646
出願日: 2005年09月13日
公開日(公表日): 2007年03月29日
要約:
【課題】 アンテナを送受信に兼用した送受信機において、送受信切換部での損失を低減し、かつ小型化が可能な送受信装置を提供する。 【解決手段】 送受信兼用のアンテナと、低雑音増幅器と受信機/高出力増幅器と送信機、及び4端子を有する90度ハイブリッド分配合成器を有し、さらにアンテナと90度ハイブリッド分配合成器間に移相器と制御型移相器で構成された移相回路を配置し、受信モードと送信モードとで制御型移相器の移相量を切換え、受信モードではアンテナに入力される180度位相の異なる信号成分でなる受信信号を同位相で加算して低雑音増幅器を介して受信機に入力し、送信モードでは高出力増幅器を介して送信機からの信号を位相差が180度異なる2つの信号成分でなる送信信号としてアンテナから出力する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
送受信兼用のアンテナと低雑音増幅器及び高出力増幅器を有し、前記アンテナからの信号を前記低雑音増幅器を介して受信機で受信する第1のモードと、送信機からの信号を前記高出力増幅器を介して前記アンテナから送信する第2のモードとで動作可能な送受信装置であって、 2つの端子を有し前記端子間に180度の位相差を持つ2端子型のアンテナと、 4端子を有し、第1の端子に前記低雑音増幅器を介して受信機が接続され、第2の端子に前記高出力増幅器を介して送信機が接続され、第1と第3の端子間、及び第2と第4の端子間では同位相で信号を伝送し、前記第1と第4の端子間、及び前記第2と第3の端子間では90度遅延して信号を伝送する90度ハイブリッド分配合成器と、 前記アンテナの第1の端子と前記90度ハイブリッド分配合成器の第3の端子間を接続する信号線路と、前記アンテナの第2の端子と前記90度ハイブリッド分配合成器の第4の端子間を接続する信号線路とを有し、前記アンテナと前記90度ハイブリッド分配合成器とを結ぶ信号経路と、 前記信号経路内に配置された制御型移相器を含み、前記第1のモードと前記第2のモードとで前記信号線路を通る信号の位相を可変する移相回路と、を具備し、 前記第1のモードでは、前記アンテナで受信した位相差が180度異なる2つの信号成分でなる受信信号を、前記移相回路及び前記90度ハイブリッド分配合成器を介して前記低雑音増幅器に同位相成分として入力し、前記第2のモードでは、前記高出力増幅器からの信号を前記90度ハイブリッド分配合成器及び前記移相回路を介して位相差が180度異なる2つの信号成分からなる送信信号として前記アンテナから出力することを特徴とする送受信装置。
IPC (2件):
H04B 1/44 ,  H01Q 23/00
FI (2件):
H04B1/44 ,  H01Q23/00
Fターム (14件):
5J021AA01 ,  5J021AB06 ,  5J021CA06 ,  5J021DB03 ,  5J021FA34 ,  5J021HA04 ,  5J021HA05 ,  5J021JA07 ,  5K011DA01 ,  5K011DA21 ,  5K011EA02 ,  5K011FA01 ,  5K011GA04 ,  5K011KA00
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 送受信切換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-344028   出願人:矢崎総業株式会社, 株式会社サイテクス
審査官引用 (3件)
  • 双指向性切替アンテナ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-081179   出願人:日本電信電話株式会社
  • 結合線路素子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-061359   出願人:株式会社村田製作所
  • 特開昭55-066149

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