特許
J-GLOBAL ID:200903099065035393

トロイダル型無段変速機のパワーローラ支持構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-372451
公開番号(公開出願番号):特開2001-182793
出願日: 1999年12月28日
公開日(公表日): 2001年07月06日
要約:
【要約】【課題】 リンクおよびトラニオンが交角変化時に干渉した時も、トラニオンに干渉力が発生してパワーローラをスリップさせることのなようにする。【解決手段】 主軸線O3 の周りで回転する入出力ディスク間に挟圧され、これらの間で摩擦力により動力伝達を行う一対のパワーローラ8は個々のトラニオン14に回転自在に支持する。トラニオン14の上端同士および下端同士をそれぞれリンク16,17により連結することでパワーローラ8が挟圧力により入出力ディスク間から追い出されるのを防止する。トラニオン14およびパワーローラ8をサーボピストン42により同期して同位相で図示の非変速位置から首振り軸線(O2 )方向にオフセットさせると、これらが同軸線周りに傾転して変速を行う。リンク16,17は長孔16c,17cにてピン27,28を介し変速機ケース1に首振り軸線(O2 )方向へ変位可能に支持すると共に、段差部14aおよびストッパープレート30間に挟んで、また段差部14a14bおよび傾転同期用ワイヤプーリ31間に挟んで首振り軸線(O2 )方向変位を規制する。
請求項(抜粋):
同軸配置の入出力ディスク間で挟圧力に応じた摩擦係合により動力の受渡しを行う複数のパワーローラを個々のトラニオンに回転自在に支持して具え、これらトラニオンの隣合う端部同士を相互に連結するリンクを設け、前記各トラニオンを、パワーローラの回転軸線が入出力ディスクの回転軸線と交差する非変速位置からパワーローラ回転軸線と直交する首振り軸線方向へ同位相で同期してオフセットさせることにより、トラニオンおよびパワーローラの首振り軸線周りの傾転を生起させて変速を行うようにし、これらオフセットおよび傾転が可能となるよう前記リンクおよび各トラニオン間を連結したトロイダル型無段変速機において、前記リンクを固定部に対し首振り軸線方向に変位可能に支持したことを特徴とするトロイダル型無段変速機のパワーローラ支持構造。
Fターム (11件):
3J051AA03 ,  3J051AA08 ,  3J051AA09 ,  3J051BA03 ,  3J051BD02 ,  3J051BE09 ,  3J051CA05 ,  3J051CB07 ,  3J051DA02 ,  3J051ED20 ,  3J051FA01
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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