特許
J-GLOBAL ID:200903099086326266
光軸調整装置が具備された車両用灯具
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-075620
公開番号(公開出願番号):特開平10-264719
出願日: 1997年03月27日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【課題】 低コストでピボット軸受機構の熱による性能低下を防止できる。【解決手段】 熱伝導の大きい金属製の可動リフレクタ13と耐熱性の小さい合成樹脂製のランプハウジング10との間に合成樹脂製のピボット軸190が介在される。この結果、可動リフレクタ13側の光源バルブ15の熱がランプハウジング10側に伝導するのを合成樹脂製のピボット軸190で遮断することができるので、ランプハウジング10側の軸受191の球凹部195が熱変形したり溶けたりして、その軸受191の球凹部195とピボット軸190の球部192との嵌合状態にがたが生じ、ピボット軸受機構19の性能が低下するような虞はない。また、ランプハウジング10に耐熱性が小さくコストが易い合成樹脂をそのまま使用できるので、高コストとなることはない。
請求項(抜粋):
合成樹脂製のランプハウジング及びレンズにより灯室が画成形成されており、前記灯室内には反射面を有する金属製の可動リフレクタが配設されており、前記可動リフレクタは前記ランプハウジングに光軸調整装置及びピボット軸受機構により少なくとも上下方向に回動傾倒可能に取り付けられており、前記可動リフレクタには光源バルブが取り付けられており、前記光源バルブからの光が前記可動リフレクタの反射面でレンズ側に反射され、その反射光が前記レンズを経て外部に所定の配光パターンで照射されると共に、前記光軸調整装置を操作することにより光軸が少なくとも上下方向に調整される光軸調整装置が具備された車両用灯具において、前記ピボット軸受機構は、前記可動リフレクタに固定され、球部を有するピボット軸と、前記ランプハウジングに設けられ、前記球部が回動可能に嵌合する球凹部を有する軸受とから構成されており、前記ピボット軸は合成樹脂製からなることを特徴とする光軸調整装置が具備された車両用灯具。
IPC (3件):
B60Q 1/068
, B60Q 1/20
, F21M 3/20
FI (3件):
B60Q 1/06 B
, B60Q 1/20
, F21M 3/20 A
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭56-118201
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車両用部品の取付構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-031361
出願人:市光工業株式会社
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車両用灯具の取付構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-108307
出願人:市光工業株式会社
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