特許
J-GLOBAL ID:200903099086972370

多心ケーブルの端末処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-033355
公開番号(公開出願番号):特開平11-233230
出願日: 1998年02月16日
公開日(公表日): 1999年08月27日
要約:
【要約】【課題】 作業性に優れ、かつ、線心に大きな負荷がかからない多心ケーブルの端末処理方法を提供する。【解決手段】 導体11を絶縁層12で覆ってなる複数の素線13を、金属製の編組線からなる第1滑り層15Aで覆い、それらをひとまとめにして同じく金属製の編組線からなる第2滑り層15Bで覆い、さらに、その外側を外部シース14で覆って多心ケーブル10を形成しておく。そして、多心ケーブル10の端末処理を行うには、その一端における線心13の露出長を作業所要長さL1として線心13と端子金具22とを接続処理し、その処理後に線心13を滑り層15A,15Bで滑らせて外部シース14内に引き込んで露出長を短くする。これにより、シールドコネクタ20に端子金具22を組み付ける際に線心13を折り曲げずに済み、作業性が向上すると共に線心に大きな負荷がかからなくなる。
請求項(抜粋):
導体を絶縁層で被覆した複数の線心を外部シースの内部に備えてなる多心ケーブルの一端部で、前記外部シースから露出させた各線心と相手部品とを接続処理するための多心ケーブルの端末処理方法であって、前記多心ケーブルを、前記外部シースと前記線心とが互いに軸方向に滑るように滑り層を備えた構造とした上で、前記線心の相手部品への接続処理にあたり、前記線心を前記外部シースからその接続処理に要する作業所要長さに露出させて接続処理を行い、その後に前記線心を前記滑り層で滑らせて前記外部シース内に引き込んで必要最小長の露出長にすることを特徴とする多心ケーブルの端末処理方法。
IPC (3件):
H01R 43/28 ,  H01R 43/048 ,  H01B 7/18
FI (3件):
H01R 43/28 ,  H01R 43/048 Z ,  H01B 7/18 H
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る