特許
J-GLOBAL ID:200903099120471254

液化天然ガス排冷熱移送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯沼 義彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-299939
公開番号(公開出願番号):特開2001-116413
出願日: 1999年10月21日
公開日(公表日): 2001年04月27日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、液化天然ガスのガス化により得られる排冷熱を水蒸気入り空間に作用させて、水蒸気の凍結により同空間を減圧状態とし、この減圧状態を需要側の蒸発蓄熱容器にパイプラインを介し伝達移送して、同容器内における水滴の断熱膨張により冷熱を得られるようにした液化天然ガス排冷熱移送装置を提供することを課題とする。【解決手段】 LNGを気化させる熱交換器6を含んだコールドトラップ容器2a(2b)と冷熱需要側に設置された蒸発蓄熱容器1a(1b)とが切替バルブ3,4を介しパイプライン5で接続されており、コールドトラップ容器2a(2b)内に満たされた水蒸気がLNGで冷却されて氷晶化するのに伴い同容器2a(2b)に生じた減圧状態が蒸発蓄熱容器1a(1b)に伝達されて、水滴8の蒸発により生じた氷晶9から冷熱が取り出される。
請求項(抜粋):
液化天然ガスを流通させる熱交換器を内蔵するとともに同熱交換器を介し上記液化天然ガスを気化させる媒体としての水蒸気を保有したコールドトラップ容器と、冷熱需要側に設置された蒸発蓄熱容器と、一端を上記コールドトラップ容器にバルブを介し接続されるとともに他端を上記蒸発蓄熱容器にバルブを介し接続されたパイプラインと、上記液化天然ガスの気化に対応する上記水蒸気の氷晶化に伴い上記パイプラインを介し減圧された上記蒸発蓄熱容器内に水滴を注入しうる水滴注入手段と、同水滴の蒸発による冷却に伴い上記蒸発蓄熱容器内に蓄積された氷晶と熱交換して冷熱を取り出すべく同蒸発蓄熱容器内に設けられた冷熱取り出し用熱交換器とが装備されたことを特徴とする、液化天然ガス排冷熱移送装置。
Fターム (8件):
3L044AA04 ,  3L044BA04 ,  3L044CA11 ,  3L044DB03 ,  3L044DC01 ,  3L044FA04 ,  3L044GA01 ,  3L044KA05

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