特許
J-GLOBAL ID:200903099147574837

内燃機関の動弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-328420
公開番号(公開出願番号):特開平7-180521
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】【目的】ロッカアーム軸に支承されたロッカアームに設けられた支持筒と、該支持筒で揺動可能に支承された他のロッカアームとの間には、ロッカアーム軸の軸線と直交する方向に切換作動する切換ピストンを備える連結切換手段が設けられる内燃機関の動弁装置において、慣性モーメントの減少およびロッカアームの小型化を可能とするとともに摩耗による耐久性の低下を防止し、油圧回路の単純化を可能とする。【構成】支持筒27a1 で支承されるロッカアーム281 ,291 に設けられたガイド孔43に同軸に連なり得る係合孔45が支持筒27a1 に設けられ、ロッカアーム軸31の油路461 ,462 に通じる油圧室47に一端を臨ませるとともに油圧室47側にばね付勢された切換ピストン48が、係合孔45に嵌合する連結位置ならびに係合孔45から離脱する連結解除位置間で摺動する。
請求項(抜粋):
ロッカアーム軸の外面に内面を摺接させる支持筒を一体に有してロッカアーム軸に揺動可能に支承されたロッカアーム、ならびに前記支持筒で揺動可能に支承された他のロッカアームの少なくとも一方に機関弁が連動、連結され、前記支持筒と前記他のロッカアームとの間には、相互の連結および連結解除をロッカアーム軸の軸線と直交する軸線を有した切換ピストンの切換作動に応じて切換可能な連結切換手段が設けられる内燃機関の動弁装置において、支持筒(27a1 〜27a3 ,61a1 〜61a3 ,81a1 〜81a7 )で揺動可能に支承されるロッカアーム(281 〜283 ,291 〜293 ,30,621〜623 ,633 ,821 〜827 ,836 )には、ロッカアーム軸(31,31I ,31E )の軸線と直交する軸線を有するとともに外端を閉じたガイド孔(43)を有するガイド部(44)が設けられ、支持筒(27a1 〜27a3 ,61a1 〜61a3 ,81a1 〜81a7 )には、各ロッカアームの静止状態で前記ガイド孔(43)の内端に同軸に連なる係合孔(45)が設けられ、連結切換手段(41,411 〜414 ,41I ,41I1,41I2,41E ,41E1,41E2)は、ロッカアーム軸(31,31I ,31E )に設けられた油路(46,461 ,462 ,46I ,46I1,46I2,46E ,46E1,46E2)に通じる油圧室(47)に一端を臨ませるとともに他端部を係合孔(45)に嵌合させる連結位置ならびに前記他端部を係合孔(45)から離脱させる連結解除位置間での摺動を可能としてガイド孔(43)に嵌合される切換ピストン(48)と、該切換ピストン(48)を連結解除位置側に付勢するばね力を発揮して切換ピストン(48)およびガイド部(44)間に設けられる戻しばね(49)とを備えることを特徴とする内燃機関の動弁装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 内燃機関の動弁装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-223439   出願人:本田技研工業株式会社
  • 特公平4-038887

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