特許

J-GLOBAL ID：200903099189078295

廃棄物の焼却熱を利用した過熱蒸気製造装置

発明者： 保田 静生 ,  貝原 裕二 ,  川見 佳正 ,  堀添 浩俊
出願人/特許権者： 三菱重工業株式会社
代理人 (1件)： 高橋 昌久 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-069393
公開番号（公開出願番号）：特開平9-236229
出願日： 1996年02月29日
公開日（公表日）： 1997年09月09日
要約：

【要約】【課題】 熱分解ガスの一層の効率利用を図った過熱蒸気の製造装置。【解決手段】 前記熱分解手段を流動床若しくは機械的攪拌槽を適宜組合せた複数の熱分解炉で構成するとともに、一の熱分解炉の熱分解温度を、他の熱分解炉の熱分解温度に対し異ならせた為に、低温側の一の熱分解炉では250〜450°C程度の温度に設定し、積極的に脱塩素されたチャー混合物の製造を行なうとともに、一方高温側の他の熱分解炉では450〜700°C程度の温度に設定し、例えば灰溶融炉に使用する熱分解ガスを生成する事が出来る。

請求項（抜粋）：

温度300°C以上の空間内に廃棄物を供給して熱分解反応を行なわせ、その反応により発生した熱分解ガスと未分解残渣および流動媒体から成るチャー混合物と不燃物とを互いに分離する熱分解手段と、前記前記熱分解手段より取り出された未分解残渣および流動媒体から成るチャー混合物を、空気によって流動させながら前記未分解残渣を燃焼させるチャー燃焼手段と、前記熱分解ガスの熱エネルギーを利用して200〜320°C以下の温水または蒸気を製造する第1の蒸気製造手段と、前記チャー燃焼手段により得られた熱エネルギにより前記第1の蒸気製造手段で製造された温水または蒸気を過熱蒸気とする第2の蒸気製造手段を含み、前記熱分解手段を、該分解手段内の固体分を廃棄物投入側からチャー混合物取り出し側へ向かって搬送する機械的搬送/攪拌機能を有する熱分解炉で構成したことを特徴とする廃棄物の焼却熱を利用した過熱蒸気製造装置。

IPC (2件)：

F23G 5/46 ZAB ,  F23G 5/027 ZAB

FI (2件)：

F23G 5/46 ZAB B ,  F23G 5/027 ZAB Z

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 熱回収焼却炉
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-153845   出願人：バブコック日立株式会社
• 特開平4-350409
  
• 廃棄物処理装置及び方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-184806   出願人：三井造船株式会社
• 特開昭62-169906