特許
J-GLOBAL ID:200903099197874459

リモートリード処理方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 境 廣巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-103674
公開番号(公開出願番号):特開平9-269936
出願日: 1996年03月30日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】【課題】 リモートリードの高速化及び宛先プロセッサでのユーザプログラムの中断を無くす。【解決手段】 プロセッサAのCPU111 上で走行するユーザプロセスはリモートリードの要求ヘッダ170 をヘッダキュー120 に書き込み、ログバッファ127 にリモートリード完了通知が書き込まれるのを待つ。送信装置113 はヘッダ170 からリモートライトのヘッダを作成し、それをパケット本体に持つリモートリードパケット171 を作成してプロセッサBに送る。プロセッサBの受信装置214 は受信したパケット171 中のリモートライトのヘッダ270 をヘッダキュー221 に書き込む。送信装置213 は、リモートライトのヘッダ270 を処理し、一連のリモートライトのパケット271,274 を生成してプロセッサAに送信する。受信装置114 は受信したパケット271,274 中のデータをメモリ112 に書き込み、最後にログバッファ127 にリモートリード完了通知を書き込む。
請求項(抜粋):
CPUとメモリと送信装置と受信装置とを備えた複数のプロセッサがプロセッサ間ネットワークを介して接続されたシステムにおいて、或るプロセッサのCPU上で走行しているユーザプロセスが別のプロセッサのメモリに格納されたデータをリードするリモートリード処理方法において、リモートリード元プロセッサにおいて、前記ユーザプロセスが、読み出しプロセッサ番号,読み出しワード数,読み出しアドレスおよび書き込みアドレスを含むリモートリードパーセルヘッダを、自プロセッサのメモリ上のパーセルヘッダキューに書き込んで自プロセッサの送信装置に送信を依頼した後、自プロセッサのメモリ上のログバッファをポーリングしてリモートリードの完了を待つステップと、リモートリード元プロセッサにおいて、送信を依頼された前記送信装置が、自プロセッサのメモリ上のパーセルヘッダキューからリモートリードパーセルヘッダを読み出し、宛先プロセッサ番号に自プロセッサ番号を、ワード数に前記読み出しワード数を、ソースアドレスに前記読み出しアドレスを、デスティネーションアドレスに前記書き込みアドレスを、それぞれ設定したリモートライトパーセルヘッダをパケット本体として持つリモートリードパケットを生成して、プロセッサ間ネットワークを介して宛先のプロセッサに送信するステップと、リモートリード先プロセッサにおいて、プロセッサ間ネットワークを介してリモートリードパケットを受信したプロセッサの受信装置が、受信したリモートリードパケットのパケット本体であるリモートライトパーセルヘッダを、自プロセッサのメモリ上のパーセルヘッダキューに書き込んで自プロセッサの送信装置に送信を依頼するステップと、リモートリード先プロセッサにおいて、送信を依頼された前記送信装置が、自プロセッサのメモリ上のパーセルヘッダキューからリモートライトパーセルヘッダを読み出して処理し、一連のリモートライトのパケットを生成してプロセッサ間ネットワークを介してリモートリード元プロセッサに送信するステップと、リモートリード元プロセッサにおいて、プロセッサ間ネットワークを介してリモートリードに対する応答である一連のリモートライトのパケットを受信した受信装置が、受信したリモートライトのパケットの本体に含まれるデータを自プロセッサのメモリに格納すると共に最後のパケットの受信時に自プロセッサのメモリ上のログバッファにリモートリードが完了した旨を書き込むステップとを含むことを特徴とするリモートリード処理方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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