特許
J-GLOBAL ID:200903099278559728

ディジタル通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-311132
公開番号(公開出願番号):特開平10-079690
出願日: 1996年11月22日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 チャネルの使用状況に応じて、適応的にFH方式とMFSK方式とを使い分けることにより、高信頼性かつ高速のデータ伝送を行なう。【解決手段】 受信部Rに対して伝送路から受信信号が入力されると、信号処理部DSにおいて搬送周波数ごとのスペクトラム強度が出力され、チャネル検出部CDにおいてスペクトラム強度からタイムスロットの位相制御と、MFSK変調又はFH変調の変調方式の選択と、検出された搬送周波数に対応する受信符号データの出力とが行なわれ、復号化部DEにおいて受信符号データから受信情報データが出力される。また、送信部Tに対して送信情報データが入力されると、選択された変調方式に従って符号化部COにおいて送信情報データから送信符号データが出力され、チャネル発生部CGにおいて送信符号データから利用搬送周波数が出力され、波形生成部WGにおいて伝送路へ送信信号が出力される。
請求項(抜粋):
複数のディジタル通信装置の間でタイムスロットを共有し、M、Nを整数として、タイムスロットごとにM個の搬送周波数の中からN個の搬送周波数を利用し、かつNが1ならば多値周波数シフトキーイング(MFSK)変調方式を、Nが2以上ならば周波数ホッピング(FH)変調方式を選択してNチャネルの周波数多重通信を行なうディジタル通信システムに用いられるディジタル通信装置であって、伝送路から受信信号が入力されると、受信情報データを出力する受信部と、送信情報データが入力されると、前記伝送路へ送信信号を出力する送信部とを備え、前記受信部は、前記伝送路から前記受信信号が入力されると、該受信信号に対して、前記タイムスロットごとに前記M個の搬送周波数に対するスペクトラム強度を算出して出力するための信号処理部と、前記スペクトラム強度に基づいて、チャネルを検出し、前記タイムスロットの位相制御を行ない、更に、MFSK変調方式かFH変調方式かを選択するとともに、各チャネルに対する受信符号データを出力するためのチャネル検出部と、前記選択された変調方式に従って、前記受信符号データに対する復号化を行ない、前記受信情報データを出力するための復号化部とを有し、前記送信部は、前記送信情報データが入力されると、前記選択された変調方式に従って、前記送信情報データに対する符号化を行ない、送信符号データを出力するための符号化部と、前記送信符号データに対してチャネルを割り当て、該チャネルに対する搬送周波数を選択して出力するためのチャネル発生部と、前記選択された搬送周波数の信号波形を、前記タイムスロットに同期して前記伝送路へ前記送信信号として出力するための波形生成部とを有することを特徴とするディジタル通信装置。
IPC (3件):
H04B 1/713 ,  H04J 4/00 ,  H04L 27/10
FI (3件):
H04J 13/00 E ,  H04J 4/00 ,  H04L 27/10 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)

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