特許
J-GLOBAL ID:200903099305484956

音響信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今間 孝生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-237588
公開番号(公開出願番号):特開平9-064749
出願日: 1995年08月23日
公開日(公表日): 1997年03月07日
要約:
【要約】【課題】 ハイサンプリング,ノイズシェーピングを行ない、可聴周波数帯域よりも高い周波数帯域にディザが挿入されていても、高い分解能で高品質な音響信号を復原できる音響信号処理装置を、信号処理が容易なものとして構成する。【解決手段】 可聴周波数帯域の上限の周波数の2倍を超える標本化周波数の標本化信号で音響信号を標本化して得た順次の標本値を、AD変換したNビットのデジタル音響信号の符号情報を、可聴周波数帯域のNビットの符号情報と、可聴周波数帯域よりも高域の周波数帯域のNビットの符号情報とに帯域分割フィルタ60,61により分割する。可聴周波数帯域のNビットの符号情報に、デシメーション(64)を施した後に、ビット数変換部BNCでM>Nの関係のMビットの符号情報に変換する。ビット数変換部BNCから出力されたMビットの符号情報をアップサンプリング(65)し、それと、帯域分割フィルタ61から出力されたNビットの符号情報とを、互いの最上位桁を一致させて加算部63で加算する。
請求項(抜粋):
所定の標本化周波数を有する標本化信号を用いてアナログ信号形態の音響信号を標本化して得た順次の標本値を、2のN乗分の1の分解能でデジタル信号に変換してなるNビットのデジタル音響信号の符号情報を、前記した所定の標本化周波数の1/4の周波数以下の周波数帯域に属する第1のNビットの符号情報と、前記した第1のNビットの符号情報が属する周波数帯域を除く周波数帯域に属する第2のNビットの符号情報とに分割する手段と、前記した第1のNビットの符号情報をデシメーションする手段と、前記のデシメーションされた第1のNビットの符号情報について、M>Nの関係にあるMビットの符号情報に変換するビット数変換手段と、前記したビット数変換手段から出力されたMビットの符号情報を、前記した所定の標本化周波数を有する標本化信号により標本化された状態のMビットの符号情報にするアップサンプリング手段と、前記したアップサンプリング手段から出力されたMビットの符号情報と、前記した第2のNビットの符号情報とを、互いの最上位桁を一致させて加算する手段とを備えてなる音響信号処理装置。
IPC (7件):
H03M 7/14 ,  G10L 7/04 ,  G10L 9/18 ,  G11B 20/10 321 ,  H03H 17/00 601 ,  H03H 17/00 621 ,  H03M 1/08
FI (7件):
H03M 7/14 B ,  G10L 7/04 G ,  G10L 9/18 A ,  G11B 20/10 321 Z ,  H03H 17/00 601 G ,  H03H 17/00 621 Z ,  H03M 1/08 A
引用特許:
出願人引用 (8件)
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