特許
J-GLOBAL ID:200903099325175160

フォーカルプレンシャッタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠原 泰司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-127350
公開番号(公開出願番号):特開平10-319473
出願日: 1997年05月16日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】後羽根駆動部材の異常作動も検出できるようにした堅牢且つ簡単な構成のカメラ用フォーカルプレンシャッタを提供すること。【解決手段】先羽根用駆動部材8は先羽根群の作動ピン8eを有している。後羽根用駆動部材12に押されて作動する後羽根用作動部材11は後羽根群の作動ピン11cを有している。各駆動部材8,12は、夫々の駆動ばねに抗して、夫々の電磁石の磁力により露光作動開始位置に保持される。仲介部材15は反時計方向へ付勢されている。電磁石による後羽根用駆動部材12の保持力が得られない場合は、後羽根用駆動部材12が回転し、突部12dが仲介部材15の折曲部15aを押し、折曲部15dによって先羽根用駆動部材8を押す。先羽根用駆動部材8は二つの駆動ばねの力によって、電磁石から離脱して走行し、押動ピン8cによってスイッチを作動させ、異常作動の警告をするようになっている。
請求項(抜粋):
複数の羽根を複数のアームで支持して成る先羽根群を露光作動時に先羽根用駆動ばねに付勢されることによって作動させる先羽根用駆動部材と、露光作動開始位置にある前記先羽根用駆動部材を所定の時機に作動可能にさせる先羽根用電磁石と、複数の羽根を複数のアームで支持して成る後羽根群を露光作動時に後羽根用駆動ばねに付勢されることによって作動させる後羽根用駆動部材と、露光作動開始位置にある前記後羽根用駆動部材を所定の時機に作動可能にさせる後羽根用電磁石と、第1係接部と第2係接部とを有していてセット作動の終了段階において前記先羽根用駆動部材により第1係接部を押され第2係接部を前記後羽根用駆動部材の作動軌跡内に臨ませる仲介部材と、前記先羽根群又は前記先羽根用駆動部材の露光作動を検出できる検出手段とを備え、前記先羽根用駆動部材が露光作動開始位置にあるときに前記後羽根用駆動部材が前記後羽根用駆動ばねによって作動したときには、前記仲介部材を介して前記先羽根用駆動部材を強制的に作動させるようにしたことを特徴とするフォーカルプレンシャッタ。
FI (2件):
G03B 9/36 E ,  G03B 9/36 D
引用特許:
審査官引用 (2件)

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