特許
J-GLOBAL ID:200903099381346767
高GC含量反復配列増幅用長鎖ポリメラーゼチェインリアクション法およびそれを用いた顔面肩甲上腕型筋ジストロフィ診断法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (11件):
岡部 正夫
, 加藤 伸晃
, 産形 和央
, 岡部 讓
, 臼井 伸一
, 藤野 育男
, 越智 隆夫
, 本宮 照久
, 高梨 憲通
, 小林 恒夫
, 齋藤 正巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-323942
公開番号(公開出願番号):特開2006-129807
出願日: 2004年11月08日
公開日(公表日): 2006年05月25日
要約:
【課題】高GC含量で繰り返しのある配列を増幅できる長鎖PCR法、および簡便で信頼性の高い顔面肩甲上腕筋ジストロフィ(FSHD)の診断法を提供する。【解決手段】高GC含量DNA増幅用バッファーを使用し、dNTPに、最適濃度に調整した7-デアザdGTPを加えたものを使用し、塩化マグネシウムの濃度を最も増幅効率のよい濃度に設定し、熱変性を短時間高温とし、アニーリング/伸長の温度を共通の温度とし反応時間を熱変性時間の100倍以上とし、反応時間を11サイクル以降はさらに延長することを特徴とする長鎖PCR法。このPCR法により、第4染色体4q35に特異的なプライマーセットを使用して、高GC含量で繰り返しのあるFSHDに特徴的なゲノム領域を増幅し、その反復数を電気泳動により確認する診断法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
高GC含量かつ繰り返し配列を有するヒトDNA領域をPCR法により増幅する方法であって、
耐熱性ホットスタート用DNAポリメラーゼを使用し、
PCRバッファーとして高GC含量DNA増幅用バッファーを使用し、
dNTPに最適濃度に調整した7-デアザdGTPを加えたものを使用し、
塩化マグネシウムの濃度を最も増幅効率のよい濃度に設定し、
熱変性を短時間高温とし、
アニーリング/伸長の温度を共通の温度とし、
反応時間を熱変性時間の100倍以上とし、
反応時間を11サイクル以降はさらに延長することを特徴とする方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (5件):
4B024AA11
, 4B024BA80
, 4B024CA01
, 4B024CA09
, 4B024HA13
引用文献:
審査官引用 (7件)
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Biotechniques, 1998, Vol.25, No.6, pp.1022-1028
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細胞工学別冊Tipsシリーズ 改訂PCR Tips-可能性を広げるコツとヒント, 1999, 第2版第1刷, pp.65-72
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厚生省厚生科学研究費補助金 長寿科学総合研究, 1996, Vol.2, p.244-247
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厚生省精神・神経疾患研究委託費 神経・筋疾患の遺伝子診断システムの確立と遺伝子バンクの樹立に関する研, 1998, 平成7年度〜平成9年度, pp.20-24
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Muscle & Nerve, 1995, Suppl.2, pp.S6-S13
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Definition:Homo sapiens DNA for repeat sequence.
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Definition:Human chromosome 4q35 sequence distal to D4Z4 repeats.
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