特許
J-GLOBAL ID:200903099395299982

ころ軸受用保持器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-218518
公開番号(公開出願番号):特開2001-041250
出願日: 1999年08月02日
公開日(公表日): 2001年02月13日
要約:
【要約】【課題】ころ軸受用保持器において、ころの接触による油膜切れ領域を減らして、潤滑条件を改善すること。【解決手段】クラウニング付きのころ2を収納保持する保持器3において、保持器3の柱部11における3つの油溝13,14,15間に存在する凸状のころ案内面16,17に対して、ころ2の外周面における円筒形領域2aとクラウニング領域2bとの連接部が接触することによって、油膜切れを起こすことを考慮して、柱部11における軸方向両側の油溝14,15の軸方向での大きさをころ2のクラウニング領域2bの長さとの関係で決定している。これにより、ころ2によってころ案内面16,17の油膜がかきとられずに済むようになる。
請求項(抜粋):
樹脂材により円筒形に形成されかつ円周数カ所に、軸方向両端にクラウニングが設けられたころを1つずつ収納保持するポケットを有するころ軸受用保持器であって、各ポケットの周方向寸法が、ころの直径寸法よりも大きく設定され、周方向で隣り合う各ポケット間の柱部それぞれにおける軸方向中間と軸方向両端との3カ所に、径方向内外に延びる油溝が設けられ、前記軸方向両端に設けられる油溝の軸方向中心寄り端縁が、ポケット内に収納された状態でのころの外周面における円筒形領域とクラウニング領域との連接部に対して一致あるいは該連接部よりもころの軸方向中央寄りに配置されている、ことを特徴とするころ軸受用保持器。
Fターム (12件):
3J101AA13 ,  3J101AA32 ,  3J101AA42 ,  3J101AA62 ,  3J101AA71 ,  3J101BA26 ,  3J101BA45 ,  3J101CA12 ,  3J101EA36 ,  3J101FA32 ,  3J101GA11 ,  3J101GA22
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • ころ軸受の保持器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-179576   出願人:日本精工株式会社
  • 保持器付きころ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-343119   出願人:日本トムソン株式会社
  • ころ軸受用保持器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-191931   出願人:日立建機株式会社

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