特許
J-GLOBAL ID:200903099416157644

バルブを様々に機能させる流体圧システムおよび流体の容積変動を補償する手段を備えた内燃機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-083339
公開番号(公開出願番号):特開2002-309914
出願日: 2002年03月25日
公開日(公表日): 2002年10月23日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関において、流体の容積が変動することに起因して流路内に生じるエアバルブを減じる。【解決手段】 ソレノイドバルブ24の上流側に位置する出口チャンネル23に、外気に開放された少なくとも1つの補助的な流体リザーバ111、27、107を連結する。このリザーバは、エンジンの通常の作動状態においては、部分的に流体で満たされている。低温化で流体が収縮すると、リザーバは、少なくとも部分的に空となる。また、温度上昇によって流体が膨張すると、エンジンが停止中であっても作動中であっても、流体でリザーバは、ほとんど満たされる。
請求項(抜粋):
各シリンダに対して設けられた、少なくとも1つの吸気バルブ(7)および少なくとも1つの排気バルブであって、各バルブが、同バルブを閉止位置に戻して、吸気ダクト(4)と排気ダクト(6)と燃焼チャンバとの連通を制御する弾性手段(9)を備えている、吸気バルブ(7)および排気バルブと、カムシャフト(11)のカム(14)によって操作される上記吸気バルブおよび排気バルブを、タペット(16)を用いて操作するカムシャフト(11)と、を備えた内燃機関であって、少なくとも1つのタペット(16)が、加圧流体を収容した流体チャンバ(C)を含む流体手段を介在させて、上記弾性復帰手段(9)の作用に抗して、吸気バルブまたは排気バルブを制御し、加圧流体を収容した上記流体チャンバ(C)は、ソレノイドバルブ(24)を介して、出口チャンネル(23)に連結することが可能であって、それにより、上記バルブを関連するタペット(16)から離脱させて、弾性復帰手段(9)の作用に抗して同バルブを迅速に閉じることができ、上記流体手段がさらに備えるピストン(21)は、上記バルブのステム(8)と協働するとともに、ガイドブッシュ(22)内にスライド可能に設置されており、当該ピストンは、ガイドブッシュ(22)内で該ピストンによって規定される容量可変チャンバ(34)の方を向いており、容量可変チャンバ(34)は、ガイドブッシュ(22)の端部開口を介して、加圧流体を収容した上記流体チャンバ(C)と連通しており、上記ピストンが備える端部アペンデージは、バルブの閉止ストロークの最終部分において上記端部開口に挿入されることで、上記可変容量チャンバと加圧流体を収容した上記流体チャンバとの間の連通ポートを制限して、それにより、閉止位置近傍においてバルブストロークを減速させることができるように構成されており、上記出口チャンネル(23)は、加圧流体のためのアキュームレータ(27)、および供給ポンプからの流体を供給する供給パイプ(104)と連通していて、以下のことを特徴とする、すなわち、ソレノイドバルブ(24)の上流側に位置する上記出口チャンネル(23)には、外気に開放された少なくとも1つの補助的な流体リザーバ(111、27、107)が接続されていて、当該リザーバは、エンジンの通常の作動状態においては、部分的に流体で満たされており、低温化で流体が収縮すると、少なくとも部分的に空となり、温度上昇によって流体が膨張すると、エンジンが停止中であっても作動中であっても、流体でほとんど満たされる、ことを特徴とする、内燃機関。
Fターム (16件):
3G018AB11 ,  3G018AB12 ,  3G018AB16 ,  3G018BA01 ,  3G018BA21 ,  3G018BA22 ,  3G018CA18 ,  3G018CA19 ,  3G018DA48 ,  3G018DA52 ,  3G018DA54 ,  3G018FA01 ,  3G018FA06 ,  3G018FA07 ,  3G018GA02 ,  3G018GA03
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 内燃機関の動弁装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-324317   出願人:本田技研工業株式会社
  • 特開平1-134018
  • 特開平4-292506
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審査官引用 (4件)
  • 内燃機関の動弁装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-324317   出願人:本田技研工業株式会社
  • 特開平1-134018
  • 特開平4-292506
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