特許
J-GLOBAL ID:200903099417396910

回路しゃ断器の電磁引外し装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-158057
公開番号(公開出願番号):特開2002-352693
出願日: 2001年05月28日
公開日(公表日): 2002年12月06日
要約:
【要約】【課題】電磁石の吸引動作でトリップクロスバーを駆動する際に、アーマチュアに反力として作用する負荷荷重と電磁石の吸引力特性とを整合させ、小型,小容量の電磁石を有効に使って安定した引外し動作が行えるようにする。【解決手段】主回路の過電流を検出して回路しゃ断器をトリップ動作させる電磁引外し装置で、電磁石ユニット7のアーマチュア14に設けた操作アーム14aとトリップクロスバー8の引外しアーム8aとを対峙させ、電磁石の吸引動作時に操作アームがトリップクロスバーの引外しアームを押し、ラッチ受け9を釈放してしゃ断器をトリップ動作させるようにしたものにおいて、電磁石の吸引動作時におけるアーマチュア/接極子間の空隙長gの変化に合わせて、操作アーム/引外しアーム間の着力点をP1 からP2 に変えるようにし、吸引力が小さい前半ではアーマチュアに加わる負荷荷重を低く抑え、電磁石の吸引力が増加する後半で着力点をP2 に移してトリップクロスバーを釈放位置に駆動する。
請求項(抜粋):
主回路の過電流を検出して作動し、トリップクロスバーおよびラッチ受けを介して主回路接点の開閉機構をトリップ動作させる回路しゃ断器の電磁引外し装置であり、過電流を検出して吸引動作する電磁石ユニットの支点形アーマチュアに設けた操作アームとトリップクロスバーに設けた引外しアームとを対峙させ、電磁石ユニットの動作時にその吸引力を受けてアーマチュアと一緒に揺動する前記操作アームがトリップクロスバーの引外しアームを押し、ラッチ受けを釈放して開閉機構をトリップ動作させるようにしたものにおいて、電磁石ユニットの吸引動作時におけるアーマチュアと接極子との間の空隙長の変化に合わせて前記操作アームと引外しアームとの着力点を操作レバーの長手方向に沿って段階的に変えるようにし、空隙長が大である吸引動作の前半では着力点を操作アームの根元側に設定してアーマチュアに加わる荷重を低く抑え、空隙長が小となった吸引動作の後半で着力点を操作アームの先端側に移してトリップクロスバーの引外しアームを駆動するようにしたことを特徴とする回路しゃ断器の電磁引外し装置。
Fターム (2件):
5G030FC05 ,  5G030XX08
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 回路遮断器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-377696   出願人:テンパール工業株式会社

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