特許
J-GLOBAL ID:200903099423591007

固体電解コンデンサ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-244199
公開番号(公開出願番号):特開平11-087176
出願日: 1997年09月09日
公開日(公表日): 1999年03月30日
要約:
【要約】【課題】 固体電解質にポリアニリンまたはポリアニリン誘導体を用い、等価直列抵抗やリーク電流を大幅に低減可能にした固体電解コンデンサ及びその製造方法を提供する。【解決手段】 弁作用金属からなる陽極1と、陽極1表面に陽極酸化で形成した誘電体酸化膜3と、酸化膜3上に形成した導電性高分子層4とを備えた固体電解コンデンサで、導電性高分子層4は、化学酸化重合法により形成したポリアニリンまたはポリアニリン誘導体であり、高分子層4内に化学酸化重合法に用いる酸化剤の反応副生成物がポリアニリンまたはポリアニリン誘導体に対する重量分率で6%以下になっている。固体電解コンデンサの製造時に、高分子層4を、化学酸化重合法に用いる酸化剤の反応副生成物を溶解可能な溶液で処理し、さらに空気、不活性ガス、酸素等の雰囲気中、大気圧またはそれ以下の圧力で、反応副生成物の蒸発可能温度で熱処理し、反応副生成物を蒸発させる。
請求項(抜粋):
弁作用金属からなる陽極と、前記陽極の表面に陽極酸化により形成した誘電体酸化膜と、前記誘電体酸化膜上に形成した導電性高分子層とを備えた固体電解コンデンサにおいて、前記導電性高分子層は、化学酸化重合法によって形成したポリアニリンまたはポリアニリン誘導体であり、前記導電性高分子層内に前記化学酸化重合法に用いる酸化剤の反応副生成物が、前記ポリアニリンまたはポリアニリン誘導体に対する重量分率で6%以下であることを特徴とする固体電解コンデンサ。
FI (2件):
H01G 9/02 331 G ,  H01G 9/02 331 H
引用特許:
審査官引用 (3件)

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