特許
J-GLOBAL ID:200903099430514689

配水情報管理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 鈴江 武彦 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  蔵田 昌俊 ,  峰 隆司 ,  福原 淑弘 ,  村松 貞男 ,  橋本 良郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-099571
公開番号(公開出願番号):特開2007-270562
出願日: 2006年03月31日
公開日(公表日): 2007年10月18日
要約:
【課題】配水ブロックから収集した流入量および圧力データに基づいて秒単位で変化する配水情報をへ近似式に基づいて解析し、その結果を表示装置により処理して表示する。【解決手段】配水池から配水管路網に流入する浄水の流量計及配水管路網内の圧力計5より伝送される流量データ及び圧力データの1日分を、近似式演算部24によりへーゼンウイリアムの近似式に基づいて演算すると共に、最小二乗法を用いて求めた1日毎の仮想管路総延長と流量補正係数をパラメータとしてデータベース25に格納し、このパラメータを用いてオンライン異常検出部26によりデータ収集手段21により一定周期で収集された流量データ及び圧力データを上記近似式に基づいて圧力値を演算し、この圧力値と実測の圧力値とを表示装置27に与えて流量(Q)と水頭(H)とのQHカーブとして表現処理して配水管路網における流入量と水頭の相関をQHカーブのグラフとして表示する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
配水池から配水管路網に流入する浄水の流入量を計測する1つの流量計及び前記配水管路網内の適宜一か所の管路の圧力を計測する1つの圧力計より伝送される流量データ及び圧力データを一定周期で取込むデータ収集手段と、 このデータ収集手段により収集された1日分の流量データ及び圧力データを順次取込んで下記式に示すへーゼンウィリアムズの近似式に基づいて演算し、最小二乗法を用いて1日毎の仮想管路総延長と流量補正係数をパラメータとして求めて管路状態把握データベースに格納する近似式演算手段と、 Hloss=10.67×L×Q1.85×α/(C1.85×D4.87) 但し、Hloss:損失水頭、L:仮想管路総延長(m)、Q:流量計の指示値、C:流速計数、D:管路口径(mm)、α:配水ブロックの流量補正係数 前記データ収集手段により一定周期で収集された流量データ及び圧力データを取込んで前記管路状態把握データベースに格納されているパラメータを用いて前記へーゼンウイリアムズの近似式に基づいて圧力値を演算するオンライン圧力検出手段と、 このオンライン圧力検出手段で検出された近似式による圧力値と前記データ収集手段により収集された流量データ及び圧力データとの相関関係を表示するデータ表示装置とからなり、 前記表示手装置は、オンライン圧力検出部より入力される近似式による圧力値と実測の流量データ及び圧力データとの相関を流量(Q)と水頭(H)との関係でQHカーブとして表現処理するQHカーブモード処理部と、このQHカーブモード処理部で処理された配水管路網における流入量と水頭の相関関係をQHカーブのグラフとして表示する表示部とを備えたことを特徴とする配水情報管理装置。
IPC (1件):
E03B 1/00
FI (1件):
E03B1/00 A
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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