特許
J-GLOBAL ID:200903099484864154

トリガー式噴霧器用泡発生ノズル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早川 政名 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-139030
公開番号(公開出願番号):特開平9-313997
出願日: 1996年05月31日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【解決手段】 発泡ノズル装置10の発泡バレル23で乱流室26を形成して、トリガースプレーのトリガーの始動後、円錐噴霧がバレル23の平滑な内壁25に衝突し、比較的広い泡の広がりのゆるく圧縮された、大きな気泡を形成し、泡を発生する。片寄った矩形のメッシュ網目として発泡格子36をヒンジ式パネル38に取付ける。格子36は作動位置と非作動位置との間で回動する。作動位置では、格子36が吐出オリフィス15と同軸になり、補足泡発生器29として作用し、気泡を破砕して、比較的小さい泡の広がりをもつより濃度の高い微小泡にする。格子36は、第1及び第2の平行面内にある第1セットのリブ45及び第2セットのリブ46を有し、第1セットのリブ45は第2セットのリブ46に接し、リブ45、46は相互に離間して、これらの間に大きさの等しい開口部を形成する。これら両セットのリブ45、46は平坦表面47を上流側に向け、バレル23の中心軸線に対して垂直である。
請求項(抜粋):
トリガー式スプレーの吐出端部(12)に設けられる発泡ノズル装置(10)であって、発泡バレル(23)の所定直径の平滑な内壁(25)でスプレーノズルの端壁(24)内に設けた吐出オリフィス(15)と同軸な乱流室(26)を形成し、前記吐出端部(12)から乱流室(26)に円錐形噴霧を下流方向に噴出して、噴霧粒子を前記の平滑な内壁(25)に衝突させ、乱流室(26)で空気と混合して、所定の大きさ及び密度をもつ気泡を形成して、泡を発生し、成形プラスチック構造の補足泡発生手段(29)をスプレーノズルに取付け、前記バレル(23)と同軸な作動位置とヒンジにより回動してバレル(23)から離れた非作動位置との間でヒンジ軸(37)を中心として回動可能なヒンジ式格子(36)で前記補足泡発生手段(29)を構成し、前記格子(36)が夫々第1及び第2の平行面内にある第1セットのリブ(45)及び第2セットのリブ(46)を有し、第1セットのリブ(45)が第2セットのリブ(46)に接し、各セットのリブ(45,46)が相互離間して、これらの間に均一な大きさの開口部を形成し、前記両セットのリブ(45,46)が平坦表面(47)を上流側に向け、作動位置でリブ(45,46)をバレル(23)の中心軸線に対して垂直にして、気泡を前記平坦表面(47)に衝突させて、前記補足泡発生手段(29)内で更に空気と混合して、より高密度な微小泡を発生する発泡ノズル装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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