特許
J-GLOBAL ID:200903099556906426
蓄電デバイスの残存容量演算装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-214883
公開番号(公開出願番号):特開2006-038494
出願日: 2004年07月22日
公開日(公表日): 2006年02月09日
要約:
【課題】電流積算による残存容量と開放電圧に基づく残存容量との双方の利点を生かして精度高く残存容量を求めつつ、低温充電時の電圧ヒステリシスの影響による精度低下を防止する。 【解決手段】セル温度が基準値より高い場合或いはセル温度が基準値以下でも発電状態でない場合には、通常のウェイトwを算出し(S9)、電流積算による残存容量SOCcと開放電圧の推定による残存容量SOCvとを重み付け合成して残存容量SOCを算出する。一方、セル温度が基準値以下且つ発電状態である場合には、通常時よりも残存容量SOCcの重みを大きくした低温発電用のウェイトwを算出し(S11)、最終的な残存容量SOCを合成・算出する。これにより、残存容量SOCc,SOCvの双方の利点を生かして精度高く残存容量を求めつつ、低温充電時の電圧ヒステリシスの影響による残存容量SOCの精度低下を防止することができる。【選択図】図7
請求項(抜粋):
蓄電デバイスの充放電電流の積算値に基づいて第1の残存容量を算出する第1の演算手段と、
上記蓄電デバイスの内部インピーダンスから推定した開放電圧に基づいて第2の残存容量を算出する第2の演算手段と、
上記第1の残存容量と上記第2の残存容量とを上記蓄電デバイスの使用状況に応じて設定したウェイトを用いて重み付け合成した第3の残存容量を、上記蓄電デバイスの最終的な残存容量として算出する第3の演算手段と、
上記蓄電デバイスが基準温度以下で充電状態にあるとき、上記ウェイトの値を上記第1の残存容量の重みを大きくする方向に調整するウェイト調整手段とを備えたことを特徴とする蓄電デバイスの残存容量演算装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (9件):
2G016CA03
, 2G016CB11
, 2G016CB12
, 2G016CB22
, 2G016CB32
, 2G016CC03
, 2G016CC04
, 2G016CC13
, 2G016CC26
引用特許:
出願人引用 (3件)
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残存容量計
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-033161
出願人:トヨタ自動車株式会社
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二次電池の残存容量表示装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-322273
出願人:日産自動車株式会社
-
電池の残存容量演算装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-023431
出願人:日産自動車株式会社
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