特許
J-GLOBAL ID:200903099568601744

飛行船や気球の浮揚気体排気弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤井 幸雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-116263
公開番号(公開出願番号):特開2002-308189
出願日: 2001年04月16日
公開日(公表日): 2002年10月23日
要約:
【要約】【課題】 成層圏の高々度に長時間滞空して気象科学観測などを行う飛行船や気球に適した浮揚気体排気弁を提供する。【解決手段】 本排気弁1の弁蓋8には常にヘリウムガスの圧力が作用していて、本排気弁1は閉弁状態を維持する。この場合、弁蓋8の脚部8cから弁蓋受け板5を介して弁座2に対し大きな押圧力を作用させても、当該弁座2が充填口金4によって支持されるために弁座の剛性が高められるので、当該弁座2に撓みが生じ難く、したがって、飛行船3の内部圧力を高めることができ、長期間の滞空が可能になる。一方、飛行船3の高度を調整するときや内部圧力が高くなり過ぎたときなどには、アクチュエータ6で弁蓋8を開弁方向に移動させると、飛行船3内のヘリウムガスは、同図中の矢印A方向にヘリウムガスが湾曲した整流板9に沿って速やかに排出され、流路でのエネルギ損失が防止されて排出効率が向上する。
請求項(抜粋):
飛行船や気球の高度調整等のために当該飛行船等の浮揚気体を放出する排気弁において、前記飛行船等の外皮膜の内側から弁座で、また、前記外皮膜の外側から前記浮揚気体の充填口金で前記外皮膜を挟み込み、弁蓋の開弁方向が、前記浮揚気体からの圧力に抗して移動する方向であることを特徴とする飛行船や気球の浮揚気体排気弁。
IPC (2件):
B64B 1/62 ,  F16K 27/00
FI (2件):
B64B 1/62 ,  F16K 27/00 Z
Fターム (6件):
3H051AA01 ,  3H051BB05 ,  3H051BB10 ,  3H051CC14 ,  3H051FF01 ,  3H051FF15
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平3-002911
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-002911

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