特許
J-GLOBAL ID:200903099577952223

内面シールを備えた直動案内ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-125194
公開番号(公開出願番号):特開2008-281091
出願日: 2007年05月10日
公開日(公表日): 2008年11月20日
要約:
【課題】この直動案内ユニットは,多量の異物が発生する作業環境で使用されても,スライダの内側から循環路へ異物が侵入するのを防止し,スライダを軌道レール上でスムーズに摺動させる。【解決手段】この直動案内ユニットは,スライダ2の下面33に形成した凹溝6に内面シール7を配設する。内面シール7は,芯金21と,それに固着された固着部23に一体の基部22から構成されたシール部材20とから構成されている。固着部23は,ケーシング3の凹溝6の底面58に接触した対接面24を備え,基部22は,軌道レール1の上面57に摺接する第1リップ25,凹溝6の側面50に当接する第2リップ26,及びエンドキャップ4の下面34に当接する第3リップ27を備えている。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
両側面の長手方向に沿って第1軌道面が形成された軌道レール及び前記軌道レールに跨架して複数の転動体を介して相対摺動するスライダを備え,前記スライダは,前記軌道レールの前記第1軌道面に対向して第2軌道面が形成され且つ前記第1軌道面と第2軌道面との間に形成される軌道路に平行なリターン路が形成されたケーシング,前記ケーシングの両端面に取り付けられ且つ前記軌道路と前記リターン路とを連通する方向転換路が形成されたエンドキャップ,並びに前記軌道路,前記リターン路及び一対の前記方向転換路から構成される循環路を転走する前記転動体を有する直動案内ユニットにおいて, 前記軌道レールの上面に対向する前記ケーシングの下面に形成された凹溝に配設された内面シールを有し,前記内面シールは,前記ケーシングと前記エンドキャップとの下面に沿って延びる平らな板状の芯金及び前記芯金に固着されたシール部材から成り,前記芯金は両端中央部に設けられた係止舌片が前記エンドキャップの係止部に係止して前記エンドキャップに取り付けられ, 前記シール部材は,前記軌道レールの前記上面の両側にそれぞれ摺接して前記軌道レールの前記上面から前記軌道路に異物が侵入するのを防止する第1リップ,及び前記芯金の両側方に形成されて前記ケーシングの前記凹溝の側面に沿って当接して前記ケーシングの前記下面から前記軌道路に異物が侵入するのを防止する第2リップを備えており, 前記第2リップは,前記第1リップの延びる方向と反対側方向に延びて前記第1リップを前記軌道レールの前記上面に滑らかに摺接するように位置決めすることを特徴とする直動案内ユニット。
IPC (2件):
F16C 29/04 ,  F16C 33/78
FI (2件):
F16C29/04 ,  F16C33/78 Z
Fターム (17件):
3J016AA08 ,  3J016BB03 ,  3J016CA02 ,  3J016CA03 ,  3J016CA06 ,  3J104AA13 ,  3J104AA16 ,  3J104AA17 ,  3J104AA34 ,  3J104AA65 ,  3J104AA70 ,  3J104AA74 ,  3J104AA76 ,  3J104BA33 ,  3J104BA62 ,  3J104DA04 ,  3J104EA01
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る