特許
J-GLOBAL ID:200903099587162530

掃除機用吸引管の接続部構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-195985
公開番号(公開出願番号):特開平11-032953
出願日: 1997年07月22日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 掃除機用の吸引管において、外パイプと内パイプとの間のエア漏れ等を防止するため、内パイプの端部まわりにOリングを嵌着させていた。しかし、Oリングはその太さによってシール性を確保するものであるため、ゴム硬度の柔らかいものを用いざるを得ず、そのぶん耐磨耗性に問題が生じていた。【解決手段】 内パイプ3の軸方向に沿って複数の圧接部50を有したシールリング8を、Oリングに代えて用いる。また、内パイプ3では、シールリング8の嵌着部分に対し、その圧接部50に対応する環状の凹部51を形成させた。この凹部51により、シールリング8の裏側と内パイプ3との間に環状の撓み許容空間が形成されるので、シールリング8が摺動荷重の向きや大きさに応じて圧接部50を撓み変形させ、適度なシール効果を得る。これにより、ゴム硬度を高く設定でき、耐磨耗性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
接続時に差込側とされるパイプ(3)の端部まわりにシールリング(8)が嵌着された掃除機用吸引管の接続部構造において、シールリング(8)には、径方向外方へ突出する環状の圧接部(50)が軸方向の複数箇所に設けられており、シールリング(8)の裏側とパイプ(3)との間には、シールリング(8)の圧接部(50)に対応した環状の撓み許容空間が形成されていることを特徴とする掃除機用吸引管の接続部構造。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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