特許
J-GLOBAL ID:200903099612602915

同期電動機の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-267722
公開番号(公開出願番号):特開2001-095281
出願日: 1999年09月21日
公開日(公表日): 2001年04月06日
要約:
【要約】【課題】電圧形インバータにより給電される同期電動機を磁極,速度センサレスのベクトル制御に基づいて可変速制御する際の特性を改善する。【解決手段】電流制御系に信号発生器41より高周波信号を注入し、この高周波成分の瞬時無効電力から同期電動機2の磁極位置の真値(θ0 )と積分器39で得られる該電動機の磁極位置の推定値(θE1)との誤差を磁極位置補正器42で求め、座標変換器34,37はこの誤差を補正した磁極位置の推定値(θE2)で座標変換演算を行うようにする。
請求項(抜粋):
電圧インバータにより給電される同期電動機であって、該電動機の磁極位置推定値と回転速度推定値とに基づくベクトル制御によって該電動機を可変速制御する同期電動機の制御方法において、前記ベクトル制御による前記電動機のd軸電流指令値およびq軸電流指令値に微小振幅の高周波信号を加算した値を該電動機の新たなd軸電流指令値およびq軸電流指令値とし、この新たなd軸電流指令値と前記電動機の電流を座標変換して得られるd軸電流検出値との偏差を零にする調節演算を行い、この演算結果を該電動機のd軸電圧指令値とし、前記新たなq軸電流指令値と前記電動機の電流を座標変換して得られるq軸電流検出値との偏差を零にする調節演算を行い、この演算結果を該電動機のq軸電圧指令値とし、前記d,q軸それぞれの電流検出値と電圧指令値とに基づく前記高周波信号成分の瞬時無効電力から前記電動機の磁極位置補正値を導出し、前記回転速度推定値を積分演算した値に前記磁極位置補正値を加算した値を前記磁極位置推定値としたことを特徴とする同期電動機の制御方法。
Fターム (7件):
5H560BB04 ,  5H560BB12 ,  5H560DC12 ,  5H560EB01 ,  5H560GG04 ,  5H560XA02 ,  5H560XA13
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る