特許
J-GLOBAL ID:200903099684706146

ステアリングロールコネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-191541
公開番号(公開出願番号):特開平9-045446
出願日: 1995年07月27日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】【課題】 フレキシブル・フラット・ケーブルを付勢する転動部材を、このケーブル以外で移動するようにしたステアリングロールコネクタを提供する。【解決手段】 フレキシブル・フラット・ケーブル16の両側にダミーケーブル20,22を重ね、各巻き方向反転部16a,20a,22aが互いに間隔をあけるように、ドーナツ状の空間を形成する固定ケース部材12及び可動ケース部材14に対して異なる方向に巻いて固定する。ダミーケーブル間領域11cに、この領域幅と大略等しい直径の複数の円筒状回転部材24を、その軸方向がケーブル巻き中心軸と平行となるように設ける。可動ケース部材14が相対回転すると、回転部材24はダミーケーブル20,22の巻き方向反転部20a,22aに押され、各ケーブルの巻き部分にたるみが発生するのを防ぎながら移動する。
請求項(抜粋):
ステアリング・コラム側に固定される固定ケース部材(12)と、ハンドルとともに回動すべく上記固定ケース部材(12)に対して回動自在に装着された可動ケース部材(14)とを備えたコネクタケース(10)内に、フレキシブル・フラット・ケーブル(16)を上記固定ケース部材(12)に対する巻き方向と上記可動ケース部材(14)に対する巻き方向とを逆方向としかつ上記固定ケース部材(12)に対する巻きと上記可動ケース部材(14)に対する巻きとの間の渡り部分に巻き方向を反転する巻き方向反転部(16a)を形成して渦巻き状に収納し、かつ、該ケーブル(16)の一端を上記固定ケース部材(12)側に、他端を上記可動ケース部材(14)側にそれぞれ固定してなり、さらに、上記フレキシブル・フラット・ケーブル(16)の上記固定ケース部材(12)に対する巻き及び上記可動ケース部材(14)に対する巻きを付勢し自在に動き回る複数の転動部材(24,34)を含むケーブル付勢手段(24,30)を備えたステアリングロールコネクタにおいて、両端部が上記固定ケース部材(12)および上記可動ケース部材(14)にそれぞれ固定された2つのダミーケーブル(20,22)を上記フレキシブル・フラット・ケーブル(16)の両側にそれぞれ重ね巻きし、上記フレキシブル・フラット・ケーブル(16)および上記両ダミーケーブル(20,22)の各巻き方向反転部(16a,20a,22a)を周方向に間隔(11a,11b)をあけて配置し、上記ケーブル付勢手段(24,30)は、上記フレキシブル・フラット・ケーブル(16)の上記巻き方向反転部(16a)の内側にある一方の上記ダミーケーブル(20)の上記巻き方向反転部(20a)より内側であって他方の上記ダミーケーブル(22)の上記巻き方向反転部(22a)より外側のダミーケーブル間領域(11c)に配置され、上記固定ケース部材(12)に対して上記可動ケース部材(14)が回転したときに、上記ケーブル付勢手段(24,30)の一部(36a,38a)が一方の上記ダミーケーブル(20)の上記巻き方向反転部(20a)の内側面(20b)又は他方の上記ダミーケーブル(22)の上記巻き方向反転部(22a)の外側面(22c)に当接して押されて、全体的に移動することを特徴とする、ステアリングロールコネクタ。
IPC (3件):
H01R 35/04 ,  B60R 16/02 675 ,  B62D 1/04
FI (3件):
H01R 35/04 F ,  B60R 16/02 675 S ,  B62D 1/04
引用特許:
審査官引用 (2件)

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