特許
J-GLOBAL ID:200903099688662160

放射状膨張可能外科ステント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 桂木 雄二
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-513529
公開番号(公開出願番号):特表2001-517535
出願日: 1998年09月29日
公開日(公表日): 2001年10月09日
要約:
【要約】【課題】 放射状に膨張可能な外科ステント10を、ニッケル-チタン合金のような形状記憶あるいは超弾性材料から形成する。【解決手段】 ステント10は、ギャップ60により分離した一連の波形のストラット20を有する。各ギャップ60には、ギャップ60の最大幅部分64で連結バー70がかかるか、最小幅部分62で屈曲リンク80または直線リンク90がかかる。これにより、ステント10が放射状に膨張収縮する際に軸方向の膨張収縮がなくなる。レグ30およびベンド40、50の厚さ36を大きくして、放射状膨張収縮の際の破損に対するステント10の耐性が高められる。ステント10は、マルテンサイト相で、放射状膨張形状の4分の1以下の直径に収縮可能である。ステント10は、無負荷かまたは降伏強さ以下の負荷で、転移温度以上の温度のとき、形状記憶オーステナイト相に戻る。
請求項(抜粋):
体内腔に埋め込むための放射状膨張可能外科ステントにおいて、 前記ステントは、放射状膨張の前後のいずれにおいても全体的に円筒形の輪郭を有し、 前記ステントは、形状記憶あるいは超弾性ニッケル-チタン合金から形成された複数の周方向セグメントおよび軸方向セグメントを有し、 前記ステントは、それぞれ一連のベンドを含む少なくとも2個の周方向セグメントを有し、各ベンドは、該ベンドの他の部分よりも隣の周方向セグメントから遠い該ベンドの部分を規定する谷部分と、該ベンドの他の部分よりも隣の周方向セグメントに近い該ベンドの部分を規定する山部分とを有し、 前記少なくとも2個の周方向セグメントは、該少なくとも2個の周方向セグメントどうしの間に第1ギャップをおいて向かい合って配置され、 前記第1ギャップは、該第1ギャップにかかり前記少なくとも2個の周方向セグメントどうしを連結する少なくとも1つの軸方向セグメントを有し、該軸方向セグメントは、前記周方向セグメントの前記山部分よりも少なくとも前記谷部分に近い箇所で前記少なくとも2個の周方向セグメントどうしを連結することを特徴とする放射状膨張可能外科ステント。
Fターム (3件):
4C097AA15 ,  4C097CC01 ,  4C097DD10
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 膨張可能なステント及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-286331   出願人:アドヴァンスドカーディオヴァスキュラーシステムズインコーポレーテッド
  • 管内ステント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-097287   出願人:アドヴァンスドカーディオヴァスキュラーシステムズインコーポレーテッド

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