特許
J-GLOBAL ID:200903099689278517

液晶電気光学素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅 直人 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-195601
公開番号(公開出願番号):特開平6-235920
出願日: 1993年07月14日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】【目的】 フレデリクス転移を経て双安定状態を有するカイラルネマティック液晶を用いた電気光学素子を高コントラスト比、高透過率の表示特性を実現させる。【構成】 光源として白色光を用い、液晶の初期状態、液晶層のレターデーションに応じて双方の偏光板の偏光軸を相互に特定の角度に設定した双安定状態間をスイッチングして表示する電気光学素子。
請求項(抜粋):
一対の偏光板間に有する一対の基板の対向する各内面に電極、配向膜が設けられ、かつカイラルネマティック液晶が挟持され、カイラルネマティック液晶は、各配向膜に施されたラビング方向がなす角φrに対して、電圧を印加する前の初期状態におけるねじれ角が略φrとなるようにらせんピッチp0 が調整され、前記初期状態において、各配向膜と接している液晶分子のダイレクターベクトルと基板面とのなす角は互いに逆符号の関係にあり、前記初期状態にパルス電圧を印加した後の緩和状態として液晶のねじれ角が略(φr+180 ゚)と略(φr-180 ゚)である2つの準安定状態を有し、カイラルネマティック液晶層の厚さdと見かけ上の△nの積R(d・△n)及びφrの値に応じて、各偏光板の偏光軸と一方のラビング方向との各角度P、Aとを、上記準安定状態間のコントラスト比が2以上になるように相互に設定することを特徴とする液晶電気光学素子。
IPC (3件):
G02F 1/1337 510 ,  G02F 1/133 560 ,  G09G 3/36
引用特許:
審査官引用 (8件)
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