特許
J-GLOBAL ID:200903099708831494

車両の制動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-035789
公開番号(公開出願番号):特開平11-227583
出願日: 1998年02月18日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】 物体との接触を回避するための自動制動中に車両の挙動が不安定になった場合に、その回復を支援して物体との接触を効果的に回避する。【解決手段】 レーダー装置S1 が車両の進行方向前方に存在する物体を検出すると、その検出結果に基づいて判定手段M1が自車と物体との相対位置関係から物体との接触の可能性を判定し、接触の可能性があると判定されると自動制動手段M2が負圧ブースタ2を作動させて自動制動を行う。自動制動手段M2による自動制動中に不安定状態検出手段M3により車両の不安定状態が検出されると、判定手段M1が物体との接触の可能性があると判定しているか否かに関わらず、前記不安定状態が検出されなくなるまで自動制動手段M2が自動制動を強制的に継続する。これにより、自動制動の中止により車両の挙動が更に不安定になるのを防止しながら、自動制動の継続および終了を的確に制御して物体との接触回避を確実に行わせることができる。
請求項(抜粋):
車両(V)の進行方向前方に存在する物体を検出する物体検出装置(S1 )と、車両(V)を制動する制動装置(2)と、前記物体検出装置(S1 )による検出結果に基づいて自車と物体との相対位置関係から物体との接触の可能性を判定する判定手段(M1)と、前記判定手段(M1)による判定結果に基づいて前記制動装置(2)を作動させて自動制動を行う自動制動手段(M2)と、を備えた車両の制動制御装置において、車両(V)の不安定状態を検出する不安定状態検出手段(M3)を備えてなり、前記制動装置(2)による自動制動中に前記不安定状態検出手段(M3)により車両(V)の不安定状態が検出されたとき、該不安定状態が検出されなくなるまで前記自動制動手段(M2)による自動制動を強制的に継続することを特徴とする車両の制動制御装置。
IPC (4件):
B60T 7/12 ,  B60T 8/24 ,  B60T 8/58 ,  G01S 13/93
FI (4件):
B60T 7/12 C ,  B60T 8/24 ,  B60T 8/58 Z ,  G01S 13/93 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)

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