特許
J-GLOBAL ID:200903099797508952

血管形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-221488
公開番号(公開出願番号):特開平8-084777
出願日: 1994年09月16日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】 血管成形術における急性閉塞および再狭窄を防止するとともに、安全な状態でかつ短時間に血管形成術を施し、患者の苦痛、負担を軽減する装置を提供する。【構成】 ホットバルーンカテーテル400の先端部に設けたバルーン内の圧力、温度を、バルーン状態測定伝送部500を介して、集中制御部600が検知し、該集中制御部600が液体注入部100と注入液還流内圧制御部300とを制御して狭窄病変部位をバルーンにより拡張し、拡張しながら注入液加温部200を制御して高温の液体Qを短時間注入し、血管内膜を熱変成する。
請求項(抜粋):
血管の狭窄病変部位に挿入留置され、先端部のバルーン内に液体Qが注入されかつ還流されることにより前記バルーンが拡張・加圧され、前記血管の狭窄病変部位を拡張するホットバルーンカテーテル400と、各装置に指示を与えることにより、装置全体を制御する集中制御部600と、前記バルーン内の温度及び圧力を制御するための情報を、前記集中制御部600に伝送するバルーン状態測定伝送部500と、前記集中制御部600の指示により、前記バルーン内に前記液体Qを加圧注入する液体注入部100と、前記液体注入部100と前記ホットバルーンカテーテル400との間に設けられ、前記ホットバルーンカテーテル400への液体Qの注入圧力及び前記ホットバルーンカテーテル400内を還流して排出された液体Qの排出圧力を連続的に測定する圧力センサを有し、前記注入圧力及び前記排出圧力の測定結果を、前記バルーン状態測定伝送部500を介して、前記集中制御部600に伝送するとともに、前記集中制御部600の指示にもとづき前記バルーン内の圧力を自動的に一定の値に保持する注入液還流内圧制御部300と、前記液体注入部100と前記注入液還流内圧制御部300との間に設けられ、前記バルーンに注入される液体Qを加熱する注入液加温部200と、を備え、前記バルーンにより前記狭窄病変部位が拡張されている間の所定時間だけ血管内膜のみに熱作用を及ぼすためにバルーンに注入される液体Qを加熱することを特徴とする血管形成装置。
IPC (3件):
A61M 29/02 ,  A61F 7/12 ,  A61M 25/00
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特表平5-500179
  • 温熱治療用アプリケータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-342568   出願人:オリンパス光学工業株式会社
  • 生体管路拡張具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-197814   出願人:オリンパス光学工業株式会社
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