特許
J-GLOBAL ID:200903099804252578

病原性微生物の分類学的同定及び病原性微生物の毒性タンパク質

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斎藤 侑 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-298010
公開番号(公開出願番号):特開2003-185668
出願日: 2002年10月10日
公開日(公表日): 2003年07月03日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】特定の微生物種、病原菌及び非病原菌群においてこれらを区別する能力を有し、診断用途において微生物タンパク質を同定するためにも用いることができる、微生物及びタンパク質の分類学的評価方法を提供する。【解決手段】リガンドは基材の表面から幾分離れた位置に共有結合的にテザーされる。微生物の結合を目的としたリガンドの場合のテザーは少なくとも15Å、タンパク質の結合を目的としたリガンドの場合のテザーは少なくとも6Åであることが必要である。本発明におけるリガンドとしては、毒性タンパク質、外膜タンパク質及びコンジュゲート脂質に特異的な、ヘム化合物、シデロフォア、多糖類及びペプチドを含む。分析に付される溶液中の非結合成分は結合画分から分離され、結合は、顕微鏡法、蛍光法、エピ蛍光法、ルミネッセンス法、燐光法、放射能法、あるいは吸光度法によって検出することができる。基材表面に多くのリガンドをアレイ状にパターン化により、アレイに対する試料の結合パターンを分析すれば、微生物を分類学的に同定ができる。
請求項(抜粋):
生物学的分析対象物の分類学的同定のための方法であって、(a)分析対象物を含有する溶液を、光安定なリンカーで少なくとも15Å離して基材表面に共有結合的にテザーした、所望の前記分析対象物に対する特異的リガンドに曝露して微生物を捕捉するステップと、(b)結合した分析対象物を、前記分析対象物を含有する溶液中の非結合成分から物理的分離、洗浄、あるいはその両者によって分離するステップと、(c)リガンドがテザーしている基材表面を分析対象物の結合に関して調べるステップとを含む方法。
IPC (4件):
G01N 33/569 ,  C12Q 1/04 ,  C12Q 1/70 ,  G01N 21/78
FI (6件):
G01N 33/569 B ,  G01N 33/569 A ,  G01N 33/569 G ,  C12Q 1/04 ,  C12Q 1/70 ,  G01N 21/78 C
Fターム (28件):
2G054AA02 ,  2G054AA06 ,  2G054AB04 ,  2G054CA20 ,  2G054CA21 ,  2G054CA23 ,  2G054EA01 ,  2G054EA03 ,  2G054FB01 ,  2G054GB02 ,  2G054GB05 ,  4B063QA18 ,  4B063QA19 ,  4B063QQ02 ,  4B063QQ06 ,  4B063QQ07 ,  4B063QQ10 ,  4B063QQ79 ,  4B063QR43 ,  4B063QR45 ,  4B063QR48 ,  4B063QR82 ,  4B063QS22 ,  4B063QS24 ,  4B063QS28 ,  4B063QS36 ,  4B063QX02 ,  4B063QX07
引用特許:
審査官引用 (4件)
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