特許
J-GLOBAL ID:200903099805655560

遊星歯車装置の潤滑構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-227096
公開番号(公開出願番号):特開平10-068461
出願日: 1996年08月28日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】【課題】遊星歯車装置を構成するピニオンギア内周面とピニオンシャフト外周面との間に効率良く潤滑油を供給できるようにする。【解決手段】サンギア31とキャリアプレート15Bとの間に介在するスラスト軸受22のスラストレース22Aのキャリアプレート15B側の面に、内周側及び外周側を連通する溝22Dを形成する。ピニオンシャフト14には、軸方向端面14B側に開口する縦穴14aと、外周面で開口する横穴14b,14cとを形成する。ピニオンシャフト14の軸方向端面14Bには、キャリアプレート15B外面及び軸方向端面14Bに沿って、スラスト軸受22の外周面近傍から縦穴14a開口部にまで至る案内油路25Aを形成するオイルキャッチャ25を固定し、その最内周部をサンギア31側に屈曲させ、案内油路25Aの開口部分は広くする。入力軸1には、隙間26の内側で開口する潤滑油吐出口1bを形成する。
請求項(抜粋):
ピニオンが回転自在に外嵌するピニオンシャフトの端部をプラネットキャリアに保持し、前記ピニオンシャフト内には前記プラネットキャリア側の軸方向端面から外周面に通じる内部潤滑油路を形成し、前記プラネットキャリアとこれに軸方向で隣り合う他の部材との間には前記ピニオンシャフトよりも半径方向内側に位置するようにスラスト軸受を介在させ、前記スラスト軸受よりも半径方向内側に潤滑油吐出口を形成し、前記スラスト軸受よりも半径方向外側に前記内部潤滑油路への潤滑油の流入を案内する案内部材を配設している遊星歯車装置の潤滑構造において、前記スラスト軸受と前記プラネットキャリアとの間に、前記スラスト軸受の半径方向内側及び半径方向外側間を連通する溝を形成したことを特徴とする遊星歯車装置の潤滑構造。
IPC (2件):
F16H 57/04 ,  F16H 3/44
FI (2件):
F16H 57/04 J ,  F16H 3/44 Z
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭61-048643
  • 特開昭61-038249
  • 遊星歯車機構の潤滑構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-176840   出願人:武蔵精密工業株式会社
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