特許
J-GLOBAL ID:200903099810325358

シリンダ制御方法並びに停止発進速度調整シリンダとバルブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 板橋 昌之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-301267
公開番号(公開出願番号):特開平8-128412
出願日: 1994年10月31日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 ピストンが往復運動を繰り返すシリンダが減速停止時には最高速度から滑らかに減速して微速停止し発進又はターン時には微速発進から滑らかに加速して最高速度に達するよう自動的に速度を調整するためのシリンダ制御方法と停止発進速度調整シリンダとバルブを提供する。【構成】 シリンダ3中間に内設されたピストン4を往復移動させる双方の流出入路5上に夫々パッキン部6を設け、該パッキン部6に相応し周側面7に先端8側にゆくほど大径で元側にゆくほど小径に形成され縦列した複数の縦孔9を配し先端8の周側面7寄りに全縦孔9と連通して縦孔9の最大径と同径かそれ以上の径を有する通流孔10を配したロッド状流量調整弁11を夫々設け、これらのロッド状流量調整弁11は往復運動するピストン4の両端の動きに連動する形式で夫々のパッキン部6と挿脱スライド自在であることを特徴とする。
請求項(抜粋):
オイルやエア等の流体(1)を交互に一方の内室(2)に流入させ他方の内室(2)から流出させそのシリンダ(3)中間に内設されたピストン(4)を往復移動させる双方の流出入路(5)上に夫々パッキン部(6)を設け、該パッキン部(6)に相応し周側面(7)に先端(8)側にゆくほど大径で元側にゆくほど小径に形成され縦列した複数の縦孔(9)を配し先端(8)の周側面(7)寄りに全縦孔(9)と連通して縦孔(9)の最大径と同径かそれ以上の径を有する通流孔(10)を配したロッド状流量調整弁(11)を夫々設け、これらのロッド状流量調整弁(11)は往復運動するピストン(4)の両端の動きに連動する形式で夫々のパッキン部(6)と挿脱スライド自在であり、ピストン(4)が往復する瞬間的停止時にピストン(4)が停止した側のロッド状流量調整弁(11)は通流孔(10)と少なくとも元側から1つ以上の縦孔(9)が元側の流出入路(5)に開口した状態でパッキン部(6)に挿入されており他方のロッド状流量調整弁(11)はパッキン部(6)から抜けて離れた状態であり、発進又はターン時にはピストン(4)が停止している側の流出入路(5)上のロッド状流量調整弁(11)の通流孔(10)を通じて内室(2)に流入する流体(1)を流入させ最初に開口している少なくとも最小径の縦孔(9)を通じて微流量の流入による微速発進に始まりロッド状流量調整弁(11)の元側へのスライドに伴ない縦列した順次大径となる縦孔(9)が開口に加わるにつれて流量が増加し加速を増しロッド状流量調整弁(11)がパッキン部(6)から抜けた段階でパッキン部(6)を通じて最大流量に達して最大速度となり、この間ピストン(4)進行側の内室(2)からの流出もパッキン部(6)を通じて微流量から最大流量へと増加し、減速停止時にはピストン(4)が向かう流出側の流出入路(5)上のロッド状流量調整弁(11)がパッキン部(6)に挿入され内室(2)から流出される流体(1)は通流孔(10)を通じて流出され最初は全部が開口されている縦孔(9)を通じての比較的大量の流出による減速に始まりロッド状流量調整弁(11)の先端側へのスライドに伴ない縦列した順次小径となる縦孔(9)が閉口されてゆくにつれ流量が減少して減速し続けロッド状流量調整弁(11)がパッキン部(6)に最も挿入されて停止し最終的に開口している少なくとも最小径の縦孔(9)を通じて微流量の流出による微速状態となり、この間流入側の内室(2)への流入量も最大流量から微流量へと減少し、ピストン停止位置で停止させ、上記の工程を順逆に繰り返すことを特徴とするシリンダ制御方法。
IPC (2件):
F15B 15/22 ,  F15B 11/04
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • シリンダの緩衝装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-082231   出願人:シーケーディ株式会社

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