特許
J-GLOBAL ID:200903099820520035
遺伝子多型検出法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岡田 正広
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-075325
公開番号(公開出願番号):特開2008-228684
出願日: 2007年03月22日
公開日(公表日): 2008年10月02日
要約:
【課題】検出サイトの自由度が高く、誤認識の危険性が著しく少なく、かつ簡便な操作によって遺伝子多型を検出する方法、簡便な操作によるものでありながら感度良く遺伝子多型を検出する方法、及び検出機器の汎用性が高い遺伝子多型検出法を提供する。【解決手段】特定の配列(下流から順に連続する第1領域、第2領域及び第3領域からなり、第2領域は検出すべき多型の塩基から構成される)を有する、試料中の特定の核酸に、第1オリゴヌクレオチド(第3領域の相補配列、第2領域の相補配列、非相補的フラップ配列、及び第3領域の相補配列に捕捉可能なタグを有する)と、第2オリゴヌクレオチド(第1領域の相補配列、及び任意の配列を有する)とを、ハイブリダイズさせて3本鎖構造体を形成させ、FENによりフラップ配列を含む核酸断片を遊離させ、タグを捕捉する手段によってタグを捕捉し、核酸断片を検出することによって多型を確認する、遺伝子多型検出方法。【選択図】図5
請求項(抜粋):
(i)特定の配列として、第1領域、第2領域及び第3領域からなる配列であって、前記第1領域は前記第2領域に隣接した下流に位置し、前記第2領域は検出すべき多型の塩基から構成され且つ前記第3領域に隣接した下流に位置する特定の配列を有する、試料中の特定の核酸に、
第1オリゴヌクレオチドとして、前記第3領域に相補的な配列、前記第2領域に相補的な配列、前記特定の配列と相補性のないフラップ配列、及び前記第3領域に相補的な配列において捕捉可能なタグを有するオリゴヌクレオチドであって、前記第3領域に相補的な配列は前記第2領域に相補的な配列に隣接した下流に位置し、前記第2領域に相補的な配列は前記フラップ配列に隣接した下流に位置するオリゴヌクレオチドと、
第2オリゴヌクレオチドとして、前記第1領域に相補的な配列、及び任意の配列を有するオリゴヌクレオチドであって、前記任意の配列は前記第1領域に相補的な配列に隣接した下流に位置するオリゴヌクレオチドとを、ハイブリダイズさせることによって、3本鎖構造体を形成させる工程と、
(ii)前記3本鎖構造体の3重鎖部分をフラップエンドヌクレアーゼに認識させることにより前記フラップ配列を含む核酸断片を遊離させる工程と、
(iii)前記捕捉可能なタグを捕捉する手段を用いることによって、前記遊離した核酸断片を精製する工程と、
(iv)前記遊離した核酸断片を検出することによって前記多型を検出する工程とを含む、遺伝子多型検出法。
IPC (6件):
C12Q 1/68
, C12N 15/09
, G01N 33/53
, G01N 33/566
, G01N 33/542
, G01N 27/62
FI (6件):
C12Q1/68 A
, C12N15/00 A
, G01N33/53 M
, G01N33/566
, G01N33/542
, G01N27/62 V
Fターム (16件):
2G041CA01
, 2G041DA04
, 2G041FA11
, 2G041GA06
, 2G041JA06
, 4B024AA11
, 4B024CA01
, 4B024HA12
, 4B063QA11
, 4B063QA19
, 4B063QQ43
, 4B063QR32
, 4B063QR56
, 4B063QS34
, 4B063QX02
, 4B063QX10
引用特許:
出願人引用 (4件)
-
核酸の侵入的開裂
公報種別:公表公報
出願番号:特願平9-526989
出願人:サードウェーブテクノロジーズ,インコーポレーテッド
-
マススペクトロメトリーに基づくDNA診断法
公報種別:公表公報
出願番号:特願平10-521832
出願人:シークエノム・インコーポレーテツド
-
標的核酸の検出法及びキット
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-376309
出願人:日清紡績株式会社
-
核酸検出法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-191477
出願人:陶山明, オリンパス光学工業株式会社
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引用文献:
審査官引用 (1件)
-
Mut. Res., vol. 573, pages 103-110 (2005)
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