特許
J-GLOBAL ID:200903099827757570

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-043875
公開番号(公開出願番号):特開平11-240323
出願日: 1998年02月25日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】応答性の悪いセンサを使用しても、外気の汚れに応じて迅速に内外気モードを切り換えることができる車両用空調装置を提供する。【解決手段】 基準値Bgsnの推移は図3に示すようなものとなり、基準値Bgsnが検出値Vgsnの増加減少に対して所定時間遅れて追従するように算出される。また、上記演算上の汚れ度合いAは、基準値Bgsnに対する検出値Vgsnの比となっている。このため、応答性が悪く、検出値Vgsnの変化が遅いガスセンサを使用したとしても、微小に検出値Vgsnが変化した時は、基準値Bgsnは、検出値Vgsnよりも遅れて変化し、演算汚れ度合いAは検出値Vgsnと遅れた基準値Bgsnとによって算出される。従って、微小な変化であっても演算汚れ度合いAを確実に大きく変化させることができるため、外気の汚れ度合いに応じて迅速に内外気モードを切り換えることができる。
請求項(抜粋):
外気の汚れ度合いを検出するガスセンサ(12)を有し、前記ガスセンサ(12)の検出値(Vgsn)と所定の基準値(Bgsn)とから演算処理上の演算汚れ度合い(A)を算出し、前記演算汚れ度合い(A)が所定値(Lgs)より汚れ度合いが大きいときには内外気モードを内気循環モードとし、前記演算汚れ度合い(A)が前記所定値(Lgs)より汚れ度合いが小さいときには内外気モードを外気導入モードとするようになっており、前記基準値(Bgsn)を前記検出値(Vgsn)の増加減少に対して所定時間遅れて追従するように算出する算出手段(160)を有することを特徴とする車両用空調装置。
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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