特許
J-GLOBAL ID:200903099864530887

動きベクトル検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-138598
公開番号(公開出願番号):特開平10-336666
出願日: 1997年05月28日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 限られた探索範囲を使用する場合においても、適切な動きベクトルの検出を可能にする。【解決手段】 参照画像記憶部101には、動きベクトル検出処理で参照される画像データが記録されている。現画像記憶部102には、動きベクトル検出処理で基準となる現画像データが記録されている。動きベクトル検出部103は、現画像データと参照画像データとのマッチングをとり、差分の最も少ない動きベクトルを検出する。動きベクトル統計処理部104では、検出動きベクトルの画面毎の平均値、ヒストグラムを計算する。シフト量設定部105では、符号化画面毎に、計算した前記平均値、ヒストグラムから、動きベクトル探索範囲のシフト量を計算する。探索範囲指定部106では、前記計算されたシフト量にしたがって、探索すべき動きベクトルを指定し、動きベクトル検出部103で動きベクトル検出が実行される。
請求項(抜粋):
動画像符号化で用いられる動きベクトルの検出装置において、画像を複数の領域に分割し、前記分割領域毎に、定められた動きベクトルの探索範囲内で、参照画像データと現画像データとのマッチングをとり、差分が最小となる動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段と、前記分割領域毎の検出動きベクトルの画面毎の統計量を計算する動きベクトル統計処理手段と、すでに動きベクトル検出を行った過去の符号化画面における前記計算された動きベクトルの統計量から、次に符号化する画面の動きベクトルの探索領域のシフト量を算出するシフト量設定手段と、前記算出されたシフト量にしたがって、前記動きベクトル検出手段に探索すべき動きベクトル候補を指定する探索範囲指定手段を有する動きベクトル検出装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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