特許
J-GLOBAL ID:200903099905707789

木造建造物及びその施工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 手島 孝美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-099798
公開番号(公開出願番号):特開平10-280574
出願日: 1997年04月01日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】 簡単かつ短期間で施工でき、しかも黴や木材の腐敗等が発生しない木造建造物を提供する。【解決手段】 外側布基礎(11)内部はベタ基礎(12)とし、地熱によって所定の温度にほぼ一定に保持した床下空気を外壁(30)と内壁(32)との間の内側通気層(42)を通して天井上方空間(41)に案内し、室内を人体に好適な温度にほぼ一定に保持する。複数の突起部(54)によって構成される外側通気層(55)とその内側の発泡樹脂層(52)を有する通気断熱パネル(50)を用い、外壁及び屋根下地(37)を形成し、室内及び天井上方を外側通気層及び内側発泡樹脂層にて外気から断熱する。
請求項(抜粋):
高気密構造を有するとともに、室内を人体に好適な温度にほぼ一定に保持しうるようになした木造建造物であって、外側布基礎の内部にはベタ基礎が打設されて床下が地熱によって人体に好適な温度にほぼ一定に保持されているとともに、外壁と内壁との間には上記床下の空気を天井裏空間に案内する内側通気層が形成されて室内が人体に好適な温度にほぼ一定に保持されている一方、上記外壁及び屋根下地が通気断熱パネルを用いて形成され、該通気断熱パネルはその一面のほぼ全面に複数の突起部が相互に所定の間隔をあけて形成された発泡樹脂製の断熱プレートを一対の合板パネル間に挟持して構成されて外側通気層と内側発泡樹脂層とを有し、外気が上記外壁の外側通気層を経て軒裏天井に、上記天井下地の外側通気層を経て棟に各々開放されており、上記室内及び天井裏が上記外側通気層及び内側発泡樹脂層にて外気から断熱されるようになしたことを特徴とする木造建造物。
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 断熱パネル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-208708   出願人:積水化学工業株式会社
  • 建築物の壁体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-028481   出願人:鐘淵化学工業株式会社
  • 建築物の通気構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-187259   出願人:大建工業株式会社
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