特許
J-GLOBAL ID:200903099907055592

ダイオキシン類の分析用試料調製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 市川 恒彦
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2006307296
公開番号(公開出願番号):WO2006-132027
出願日: 2006年03月30日
公開日(公表日): 2006年12月14日
要約:
炭素材層32の上にアルミナ層33が積層された試料調製用カラム30のアルミナ層33側に、土壌等の検体に含まれるダイオキシン類を脂肪族炭化水素溶媒で抽出して得られた脂肪族炭化水素溶媒溶液を供給し、アルミナ層33および炭素材層32の順に脂肪族炭化水素溶媒を流して通過させると、脂肪族炭化水素溶媒溶液に含まれるダイオキシン類がこれらの層において捕捉される。その後、試料調製用カラム30に対し、トルエン、トルエンと脂肪族炭化水素溶媒との混合溶媒およびダイオキシン類を溶解可能な親水性溶媒のうちの一つの抽出用溶媒を脂肪族炭化水素溶媒の通過方向とは逆方向へ供給すると、炭素材層32およびアルミナ層33において捕捉されたダイオキシン類が抽出され、ダイオキシン類の分析用試料が得られる。
請求項(抜粋):
ダイオキシン類の脂肪族炭化水素溶媒溶液からダイオキシン類の分析用試料を調製するための方法であって、 アルミナ層へ前記脂肪族炭化水素溶媒溶液を供給する工程と、 前記脂肪族炭化水素溶媒溶液が供給された前記アルミナ層へ脂肪族炭化水素溶媒を供給して通過させる工程と、 前記アルミナ層を通過した前記脂肪族炭化水素溶媒を炭素材層へ供給して通過させる工程と、 前記脂肪族炭化水素溶媒が前記炭素材層を通過した後、前記炭素材層および前記アルミナ層に対し、トルエン、トルエンと脂肪族炭化水素溶媒との混合溶媒および前記ダイオキシン類を溶解可能な親水性溶媒からなる群から選択された一つの抽出用溶媒を前記脂肪族炭化水素溶媒の通過方向とは逆方向へ供給し、前記炭素材層および前記アルミナ層をこの順に通過した前記抽出用溶媒の溶液を確保する工程と、 を含むダイオキシン類の分析用試料調製方法。
IPC (7件):
G01N 30/88 ,  G01N 30/00 ,  G01N 30/04 ,  G01N 30/26 ,  G01N 30/46 ,  G01N 30/84 ,  G01N 30/54
FI (12件):
G01N30/88 X ,  G01N30/00 E ,  G01N30/04 A ,  G01N30/26 A ,  G01N30/88 101H ,  G01N30/46 A ,  G01N30/88 201Y ,  G01N30/26 E ,  G01N30/84 Z ,  G01N30/88 101J ,  G01N30/88 201G ,  G01N30/54 A

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