特許
J-GLOBAL ID:200903099907864903

ガスタービン発電機の起動方法及び起動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-311565
公開番号(公開出願番号):特開平10-153102
出願日: 1996年11月22日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】 ガスタービンに振動等を生じさせることなくスムーズに昇速させる。【解決手段】 同期機1に直結されているガスタービン2を昇速させるため、インバータ5から同期機1に三相交流電力を供給して、同期機1をモータ駆動させる。回転数が点火可能回転数になったら、ガスタービン2を点火してガスタービン2による回転力も発生させる。起動制御装置27は、回転数が点火可能回転数になるまでは、インバータ電圧及びインバータ周波数を漸増させ、負荷角を第1の値に、界磁電流を規定値に固定する。点火可能回転数になってから一定時間では、インバータ電圧及びインバータ周波数を固定し、負荷角を第1の値よりも小さい第2の値に変更し、界磁電流を規定値とする。一定時間が経過したら、インバータ電圧及びインバータ周波数のみならず負荷角をも漸増させ、界磁電流は、インバータ電圧が飽和するまでは規定値とし、インバータ電圧が飽和したら、界磁電流を漸減する。回転数が自力昇速可能回転数になったら、インバータ5による電力供給をやめ、ガスタービン2は自力で昇速する。
請求項(抜粋):
回転数が点火可能回転数以上になったらガスが供給され、ガスの燃焼エネルギーにより回転力を発生するガスタービンと、回転子が前記ガスタービンに直結されており、同期発電機として機能すると共にインバータから三相交流電力が供給されることにより同期電動機としても機能する同期機と、を備えたガスタービン発電設備において、前記ガスタービンを起動するため、回転数を点火可能回転数よりも上昇させる際には、前記同期機の界磁コイルに流す界磁電流の値を予め決めた規定値に固定した状態で、前記インバータから出力されるインバータ電圧及びインバータ周波数を時間の経過に沿い増加させるとともに、前記同期機の負荷角を時間の経過に沿い増加させるようインバータから出力される三相交流電力の位相を制御していき、回転数上昇の途中でインバータ電圧が飽和したら、前記同期機の負荷角を時間の経過に沿い増加させるようインバータから出力される三相交流電力の位相を制御し、前記インバータ周波数を時間の経過に沿い増加させるとともに動作は継続させつつ、前記界磁電流の値を時間の経過に沿い前記規定値から漸減させることを特徴とするガスタービン発電機の起動方法。
IPC (5件):
F01D 19/00 ,  F02C 6/00 ,  F02C 7/268 ,  H02K 23/52 ,  H02P 7/63 303
FI (5件):
F01D 19/00 N ,  F02C 6/00 B ,  F02C 7/268 ,  H02K 23/52 ,  H02P 7/63 303 V
引用特許:
出願人引用 (5件)
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