特許
J-GLOBAL ID:200903099909983527

生体器官拡張器具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 向山 正一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-026135
公開番号(公開出願番号):特開平10-201853
出願日: 1997年01月24日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 バルーン上に装着されているステントがずれることが少なく、もしステントが多少ずれても、その端部に拡張不足を生じさせることなく全体を目的とする形状に拡張することができる生体器官拡張器具を提供する。【解決手段】 生体器官拡張器具1は、シャフト本体部2と、この先端部に設けられたバルーン3と、バルーン3を被包するように装着されたステント4とを備える。シャフト本体部は、バルーン3内と連通するバルーン拡張用ルーメン16を備え、バルーン3は、ルーメン16内に注入される流体によりほぼ同一径の筒状に拡張する拡張可能部31を備える。生体器官拡張器具1は、バルーン3の拡張可能部31の先端と近接した位置に設けられ、ステントの先端方向への移動を阻止する先端側ストッパー5と、拡張可能部31の後端と近接した位置に設けられ、ステントの後端側への移動を阻止する後端側ストッパー6とを備える。
請求項(抜粋):
チューブ状のシャフト本体部と、該シャフト本体部の先端部に設けられた折り畳みおよび拡張可能なバルーンと、折り畳まれた状態の前記バルーンを被包するように装着され、かつ該バルーンの拡張により拡張されるステントとを備える生体器官拡張器具であって、前記シャフト本体部は、一端が前記バルーン内と連通するバルーン拡張用ルーメンを備え、前記バルーンは、該バルーン拡張用ルーメン内に注入される流体によりほぼ同一径の筒状に拡張する拡張可能部を備え、さらに、前記生体器官拡張器具は、前記バルーンの前記拡張可能部の先端と近接した位置に設けられ、前記ステントの先端方向への移動を阻止する先端側ストッパーと、前記バルーンの前記拡張可能部の後端と近接した位置に設けられ、前記ステントの後端側への移動を阻止する後端側ストッパーと、前記バルーンの拡張可能部の内部の先端もしくは先端付近となる位置の前記シャフト本体部の外面に固定された補強体とを備えることを特徴とする生体器官拡張器具。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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