特許
J-GLOBAL ID:200903099943844838

プレス成形性および耐パウダリング性に優れたZn-Ni系合金めっき低炭素鋼鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 椎名 彊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-270772
公開番号(公開出願番号):特開平8-134687
出願日: 1994年11月04日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【目的】 本発明は優れたプレス成形性および耐パウダリング性を有し、自動車や家電などにおける難成形部品用の表面処理鋼板として好適なZn-Ni系合金めっき鋼板を提供する。【構成】 めっき前原板を低炭素鋼鋼板とし、めっき鋼板表面に複数のリング状の凹部を設け、そのリング状の凹部の体積を1mm2 当り0.7〜8×106 μm3 とし、全めっき厚みの平均Ni含有率が9〜15重量%であり、かつ全めっき厚みの1〜20%の厚みでなる表面層のNi含有率が平均Ni含有率の1.10〜1.75倍であるZn-Ni系合金めっき層を鋼板の両面もしくは片面に有することを特徴とするプレス成形性および耐パウダリング性に優れたZn-Ni系合金めっき鋼板。
請求項(抜粋):
めっき前の原板は重量%で、C :0.10%以下Si:0.5%以下Mn:0.05〜1.0%P :0.15%以下S :0.02%以下Al:0.01〜0.07%Ti:0.005〜0.11%を含み、残部Feおよび不可避的不純物よりなり、Zn-Ni系合金めっき鋼板表面に複数のリング状の凹部を設け、該リング状凹部の凹部幅をb、凹部中心径をdとした時の凹部断面積をS、凹部深さをh、鋼板表面1mm2 当りの凹部個数をnとした時、鋼板表面1mm2 当りの凹部体積の合計Vを、V=S×h×nで表わすVが0.7×106 μm3 〜8×106μm3 を満足し、全めっき厚みの平均Ni含有率が9〜15重量%であり、かつ全めっき厚みの1〜20%の厚みでなる表面層のNi含有率が平均Ni含有率の1.10〜1.75倍であるZn-Ni系合金めっき層を鋼板の両面もしくは片面に有することを特徴とするプレス成形性および耐パウダリング性に優れたZn-Ni系合金めっき低炭素鋼鋼板。
IPC (4件):
C25D 5/26 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14 ,  C23C 30/00
引用特許:
審査官引用 (13件)
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