特許
J-GLOBAL ID:200903099969049122
連結構造物の制振方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-005799
公開番号(公開出願番号):特開平11-200661
出願日: 1998年01月14日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【課題】 高剛性・低質量の第1建造物と低剛性・高質量の第2建造物とを連結してなる連結構造物の制振方法において第1建造物が曲げ変形されるのを阻止することにより、この第1建造物の剛性を確保して制振効果の低下を防止する。【解決手段】 高剛性で低質量なセンターコア12を囲繞して、低剛性で高質量な外周建物14を構築し、これらをばね及びダンパーを並設した複数の連結部材18を介して連結する。センターコア12の上端部には外周建物14の頂部14aを覆うハットトラス20を設ける。ハットトラス20の下面と外周建物14の頂部14aとの間に、これら両者間の水平移動を許容する複数のローラ22を介在する。ローラ22を介してハットトラス20と外周建物14との水平方向の相対的な摺動を許容しつつ、ハットトラス20に作用する下方への押し付け力を支持する。
請求項(抜粋):
低質量,高剛性の第1建造物と、この第1建造物の近傍に独立して立設される高質量,低剛性の第2建造物とが、連結部材を介して部分的に連結されるようになった連結構造物において、上記第1建造物を中心に配置すると共にその周囲を囲繞するように上記第2建造物を配置し、上記第1建造物の上端部には上記第2建造物の頂部を覆う剛体鍔部を設け、この剛体鍔部と第2建造物の頂部との間に、水平方向の相対移動を許容する滑り部材を介在し、この滑り部材を介して剛体鍔部と第2建造物との水平方向の相対移動を許容しつつ、該剛体鍔部に作用する下方への押し付け力を第2建造物で支持することを特徴とする連結構造物の制振方法。
IPC (4件):
E04H 9/02 351
, E04H 9/02 301
, E04H 9/02 341
, F16F 15/02
FI (5件):
E04H 9/02 351
, E04H 9/02 301
, E04H 9/02 341 E
, F16F 15/02 C
, F16F 15/02 K
引用特許:
審査官引用 (3件)
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多層建物の制振構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-096849
出願人:清水建設株式会社
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曲げ変形制御型制震架構
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-011763
出願人:鹿島建設株式会社
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制振構造物
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-208239
出願人:株式会社大林組
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