特許
J-GLOBAL ID:200903099983475681

心拍出状態監視装置および末梢循環状態監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-333442
公開番号(公開出願番号):特開平9-168517
出願日: 1995年12月21日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 使用が簡単でありしかも手術の種類に影響され難い心拍出状態監視装置を提供する。【解決手段】 心拍出状態算出手段76によって、線形予測係数算出手段70により算出された線形予測係数a1 、a2 ・・・aP に基づいて予測信号S’n が求められ、その予測信号S’n と圧脈波信号Sn との差である残差信号en に基づいて生体の心拍出状態を示す値ICOが算出される。この残差信号en の振幅、或いはその残差信号en の周波数解析値の信号強度は、周期的に変化するピッチインパルスに対応する心筋の収縮力或いは心拍出量を間接的に示すものと考えられる。生体に対しては、撓骨動脈、足背動脈などの末梢部の動脈から発生する圧脈波を検出するために手首或いは足先へ1個の圧脈波センサ46を装着するだけでよいので、使用が簡単となるとともに、手術の種類に影響され難い利点がある。
請求項(抜粋):
生体の動脈から検出される圧脈波に基づいて該生体の心拍出状態を監視するための心拍出状態監視装置であって、前記生体の末梢部の動脈から発生する圧脈波を検出し、該圧脈波を表す圧脈波信号を出力する圧脈波センサと、該圧脈波センサから出力された圧脈波信号から、該圧脈波信号の過去のサンプリング値の線形結合の形で予測した予測値と実際値との残差を最小とするための線形予測係数を算出する線形予測係数算出手段と、該線形予測係数算出手段により算出された線形予測係数から予測信号を求め、該予測信号と前記圧脈波信号との差である残差信号に基づいて前記心拍出状態を示す値を算出する心拍出状態算出手段とを、含むことを特徴とする心拍出状態監視装置。
IPC (2件):
A61B 5/0245 ,  A61B 5/022
FI (3件):
A61B 5/02 310 N ,  A61B 5/02 333 B ,  A61B 5/02 333 D
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 連続血圧測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-020631   出願人:日本コーリン株式会社
  • 末梢循環状態監視装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-029235   出願人:日本コーリン株式会社
  • 特開昭61-259651

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