抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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アンダーセンサンプラーを用いて粒径で分級して採取した総浮遊粉じんに含まれるPAHsの粒径分布特性を明らかにした。調査地点は富山県中央部の都市近郊であり,通年の季節変化を解明し,次の知見が得られた:(1)総PAHs濃度は冬期に高く,夏期に低下した。(2)総PAHs濃度は1年を通して3.3μm以下の微小粒子で高かった。最も濃度の高い粒径区分は11月では0.43~0.65μm,12~3月は0.65~1.1μm,4~10月は0.43μm以下であった。(3)組成について見ると,冬期はBenzo[e]pyrene,Benzo[e]acephenanthryleneと低分子量PAHsが多く,どの粒径区分も類似の組成であった。(著者抄録)