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J-GLOBAL ID:201002200649919501   整理番号:10A0252599

平面キラルシクロペンタジエニルルテニウム触媒を用いるカルボン酸金属塩による不斉アリル置換反応を経由するアリルエステルのエナンチオ選択的合成

Enantioselective Synthesis of Allylic Esters via Asymmetric Allylic Substitution with Metal Carboxylates Using Planar-Chiral Cyclopentadienyl Ruthenium Catalysts
著者 (2件):
資料名:
巻: 132  号:ページ: 1206-1207  発行年: 2010年02月03日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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平面キラルシクロペンタジエニルルテニウム錯体(Cp′Ru)を用いたカルボン酸ナトリウムによる不斉アリル置換反応を開発した。テトラヒドロフラン中塩化アリル誘導体(2当量)/Cp′Ru触媒(3モル%)に炭酸ナトリウム(3当量)/カルボン酸(1当量)からin situで生成させたカルボン酸ナトリウムを用い,25°Cで2時間反応させた。光学活性アリルエステル(分岐型)を最高収率98%,高位置選択性(分岐型/線形型>20/1)および高エナンチオ選択性(97%ee)で得た。最初,平面キラルCp′Ru触媒に塩化アリルが配位してジアステレオ選択的にπ-アリル中間体を形成,続くカルボキシラートの内側攻撃によりRuカルボキシラート錯体が生成,過剰の塩化アリルが存在すると分岐型アリルエステルが生成し,Cp′Ru触媒が再生される。塩化アリルが不足していると,再生したCp′Ru触媒と分岐型アリルエステルの遅速反応により熱力学的に安定な線形型アリルエステル類が生成する反応機構を提起した。
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分類 (2件):
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芳香族単環カルボン酸エステル・カルボン酸無水物・酸ハロゲン化物  ,  貴金属触媒 
物質索引 (15件):
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