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J-GLOBAL ID:201002201007249908   整理番号:10A0898275

カチオン性ナノゲルと線状ポリアニオン間の1:1化学量論錯体の水分散性について

On the Water Dispersibility of a 1:1 Stoichiometric Complex between a Cationic Nanogel and Linear Polyanion
著者 (2件):
資料名:
巻: 26  号: 16  ページ: 13579-13589  発行年: 2010年08月17日 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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1:1化学量論高分子電解質ナノゲル錯体(SPENC)の水分散性を研究した。先ず,1-ビニルイミダゾールおよびN-イソプロピルアクリルアミドの共重合によりカチオン性高分子電解質ナノゲル(CPENG)を合成した。次に,pH3でのCPENGとポリビニルアルコール硫酸の等モル混合によりSPENCを調製した。SPENCはpH3で溶解性を示した。0.1M KOHの滴下による,SPENC中のイミダゾール系カチオン電荷の減少を観察した。観察は動的光散乱と電気泳動光散乱,およびCPENGの電位差滴定によるSPENC中のカチオン性電荷量により行った。KOH溶液の滴定により,pH4.9で25%の電荷減少と凝集の発生が起こり,およそpH5.5での50%の電荷減少により相分離が起こった。しかし相分離した錯体は,およそpH6.6で再び水に可溶になり更にpHは上昇した。相分離を起こすまでは解離した自由ポリアニオンは溶液中には検出されなかったが,再分散溶液中では検出された。pH9.0の分散錯体はHClの添加により減少してpH3.0の初期レベルに至り,そして再び相分離を起こして粒子間錯結合は初期SPENCに接近した。これらは,錯体化ポリアニオンはカチオン性ゲル成分の初期状態に依存して会合-解離反応を受けることを示しており,この反応がSPENCの水分散性を支配していると考えられる。
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分類 (2件):
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コロイド化学一般  ,  固-液界面 
物質索引 (3件):
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