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J-GLOBAL ID:201002203074361804   整理番号:10A0744091

気候変化は草原の地上部の生産性の年度間変動を変える 内モンゴルの草原における22年の測定シリーズからの証拠

Climate change alters interannual variation of grassland aboveground productivity: evidence from a 22-year measurement series in the Inner Mongolian grassland
著者 (9件):
資料名:
巻: 123  号:ページ: 509-517  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: G0618A  ISSN: 0918-9440  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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気候変化は草原の地上部正味一次生産(ANPP)の年度間変動に影響することが知られているが,直接的な長期の地上観測は少ない。ANPPの年度間変動および月間地上部バイオマス(MAB)に及ぼす気候変化の影響を調べるために,中国内モンゴルの草原に由来する22年(1982~2003年)の測定シリーズを示した。MABは5月に47.8g/m2(1982~4年の平均)から58.2g/m2(2001~3年の平均)に21.8%増加したが,6月,7月および8月には有意な変化がなく,9月には29.7%減少した。5月のMAB増加は先行する月における降水量と温度の増加と関係していた。これらの結果は,草原の生産性に及ぼす気候変動の影響が生育季節を通して変動し,温暖で湿潤な春が生育季節初期のバイオマス増加をもたらし,乾燥した秋が生育季節後期のバイオマス減少をもたらすことを示した。(翻訳著者抄録)
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飼料作物,草地 
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