抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,家庭用デジタルビデオカメラの機種間や撮影モード間におけるノイズ特性の違いについて調査を行った結果について述べる。また,静止画像にはない時間軸の要素を考慮にいれたノイズ評価を行い,ノイズの発生位置やノイズ量に関しての時間変化について評価する。デジタルビデオカメラで撮影された動画像にはさまざまな原因によるノイズが混入する。イメージセンサや信号処理部などの各部品から発生するノイズが存在するのみならず,その小型で携帯可能であるという特性上,各部品から発生するノイズが他の部品のノイズに影響を与える。ノイズ評価の結果から,機種間によってノイズ特性に大きな違いが存在することが判った。また,今回の評価では,機種内における画質設定やオプション変更についてはノイズ特性に大きな変化はみられなかった。ノイズ量としてRMS粒状度を利用し時間変化を調査した結果,ノイズ量に関しては,動画像圧縮の影響を受けていることが判った。(著者抄録)